このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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虚子の句碑
高浜虚子の旅
「最上川」
・
「關門トンネルを通る」
明治27年(1894年)
巡礼や草加あたりを帰る雁
(埼玉県草加市)
明治29年(1896年)3月1日
村上霽月邸
(愛媛県松山市)
明治32年(1899年)9月10日
蓑虫の父よと鳴きて母もなし
子規庵(東京都荒川区)
明治33年(1900年)11月25日
遠山に陽の当りたる枯野哉
東雲神社(愛媛県松山市)
明治36年(1903年)9月20日
秋日和子規の母君来ましけり
六軒家石手線(愛媛県松山市)
明治41年(1908年)8月23日
凡そ天下に去来ほどの小さき墓に詣りけり
落柿舎(京都府京都市)
明治43年(1910年)12月2日
高浜虚子庵
(神奈川県鎌倉市)
大正2年(1913年)
10月5日
野尻湖
(長野県上水内郡信濃町)
此秋風のもて来る雪を思ひけり
俳諧寺一茶堂(長野県上水内郡信濃町)
2月11日
春風や闘志いだきて丘にたつ
番町小学校(愛媛県松山市)
10月1日
磯部温泉林屋旅館
(群馬県安中市)
10月5日
此秋風のもて来る雪を思ひけり
(長野県上水内郡信濃町)
大正3年(1914年)
中禅寺湖(栃木県日光市)
日光東照宮(栃木県日光市)
中尊寺(岩手県西磐井郡平泉町)
中尊寺(岩手県西磐井郡平泉町)
大正5年(1916年)
奈良ホテル
(奈良県奈良市)
大正6年(1917年)
4月26日
水温む利根の堤や吹くは北
長門橋(千葉県印旛郡栄町)
10月15日
この松の下にたゝすめば露のわれ
西ノ下大師堂(愛媛県松山市)
10月18
天の川の下に天智天皇と臣虚子と
太宰府政庁前(福岡県太宰府市)
10月24日
客を喜びて柱に登る子秋の雨
永慶寺(奈良県大和郡山市)
大正8年(1919年)
登別温泉(北海道登別市)
大正9年(1920年)
1月31日
冬帝先づ日をなげかけて駒ヶ嶽
大沼(北海道亀田郡七飯町)
7月5日
海中に真清水湧きて魚育つ
日出城址(大分県速見郡日出町)
7月12日
血の池地獄
(大分県別府市)
大正12年(1923年)
10月29日
駕籠屋呼ぶ太鼓叩くや草紅葉
屋島寺(香川県高松市)
大正13年(1924年)
9月11日
千二百七十歩なり露の橋
萬代橋(新潟県新潟市)
9月16日
蜻蛉のさらさら流れとゞまらず
栖霞園(富山県南砺市)
大正14年(1925年)
5月20日
宗鑑の墓に花無き涼しさよ
一夜庵の跡(香川県観音寺市)
昭和2年(1927年)4月
金閣寺
(京都府京都市)
昭和2年(1927年)6月
鵜飼見の船よそほひや夕かげり
(岐阜県岐阜市)
おもしろうてやがてかなしき鵜舟哉
ポケットパーク「名水」(岐阜県岐阜市)
昭和3年(1928年)
6月9日
縦横に水の流れや芭蕉林
水前寺江津湖公園(熊本県熊本市)
9月16日
新涼の仏に灯し奉る
大龍寺(東京都北区)
10月4日
岩窪に小鳥のあびる水たまり
興昌寺(香川県観音寺市)
10月8日
うき草の茎の長さや山の池
鏡山(佐賀県唐津市)
10月10日
秋晴に島のをとめの手をかざし
桜島(鹿児島県鹿児島市)
10月12日
七盛の墓包み降る椎の露
赤間神宮(山口県下関市)
昭和5年(1930年)5月5日
座について供養の鐘を見上げけり
品川寺(東京都品川区)
7月13日
炎天の空美しや高野山
高野山(和歌山県伊都郡高野町)
昭和6年(1931年)
4月2日
土佐日記懐にあり散る桜
紀貫之邸跡(高知県南国市)
昭和6年(1931年)4月
吸江寺
(高知県高知市)
紀三井寺
(和歌山県和歌山市)
三室戸寺
(京都府宇治市)
6月24日
飛騨の生れ名はとうといふほととぎす
上高地温泉(長野県松本市)
火の山の裾に夏帽振る別れ
上高地(長野県松本市)
10月18日
天の川の下に天智天皇と臣虚子と
太宰府政庁前(福岡県太宰府市)
昭和7年(1932年)10月8日
くはれもす八雲旧居の秋の蚊に
小泉八雲(島根県松江市)
昭和7年(1932年)10月
秋風や浜坂砂丘少しゆく
鳥取砂丘(鳥取県鳥取市)
昭和8年(1933年)
1月29日
霜解の道返さんと顧し
大宮公園(埼玉県さいたま市)
4月9日
燈臺を花の梢に見上げたり
潮岬灯台(和歌山県東牟婁郡串本町)
4月10日
神にませばまこと美はし那智の滝
飛瀧神社(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)
6月13日
囀や絶えず二三羽こぼれとび
船見山遊歩道(北海道登別市登別温泉町)
6月20日