このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2011年

鵜匠の像〜河東碧梧桐の句碑〜
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岐阜市湊町の長良橋南詰にポケットパーク「鵜かがり」がある。


鵜匠の像


天明4年(1784年)、 田上菊舎 は長良川の鵜飼を見ている。

   長良川の鵜飼を見て

闇は照す物のあはれや鵜のかゞり


河東碧梧桐の句碑があった。


闇中に山ぞ聳つ鵜川哉

この句は近代俳句の実りの一つである俳句選集 「春夏秋冬」 の夏の部に「闇中に山ぞ峙(そばだ)つ鵜川かな」の形で収められている。

選集の刊行は明治35年5月。

作者の 河東碧梧桐正岡子規 門下の俊秀で、たびたび岐阜をおとずれ、塩谷鵜平ほか多くの俳人を育てた。 碧梧桐が昭和11年に没したあと、鵜平は追慕の心深まるままに友を語らい、所属する岐阜ロータリー倶楽部創立記念の意もこめて長良川左岸にこの句碑を建てた。このたびポケットパークの完成を機ににこの地に移したもので、俳句には山に負う鵜川の幻想美が詠われ、長良川にくり広げられる鵜飼の古典絵巻を思い起される。

   昭和56年盛夏

岐阜市

長良橋南詰東側にはポケットパーク 「名水」 がある。

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