このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
窓に穿つ其鐘の音も月影も
| 菊舎
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汐湛え藻の花しろきことほのか | 百茶房 | ||||||||||||||||||
奉納地蔵尊開帳 | |||||||||||||||||||
幾世渡す綱手や涼し御手の糸 | 菊舎 |
国かはり所へたてなから、あまたゝひ | |||||||||||
風交を重ね侍りし無漏庵老雅身まか | |||||||||||
り給ひてひとめくりの忌にあたるこ | |||||||||||
ろほひ、懐旧の情にたえかねしまゝ | |||||||||||
長布 | |||||||||||
月や寂し去年の此日と聞けは猶 | 菊舎
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当門の古老たる一字庵雅尼を訪ひ、一 | ||
別以来のゆかしさはさらに、互に積想 | ||
海岳の談笑に時をうつしつゝ | ||
雲左坊 | ||
かき起し笑へこゝろの埋み火を | ||
むかしなからに積る雪の夜 | 菊舎
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