このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
虚子の句碑
紙を漉く女もかざす珊瑚かな
いの町大国町に椙本神社がある。
昭和24年(1949年)10月20日、高浜虚子は伊野町を訪れ、長女真砂子・次女立子と共に紙漉作業を見学した。
椙本神社
社殿の手前右手に虚子の句碑があった。
紙を漉く女もかざす珊瑚かな
昭和24年(1949年)10月20日、
高浜虚子
がこの地を訪れ、長女真砂子・次女立子と共に紙漉作業を見学した際に詠まれた句。
昭和28年(1953年)10月、建立。
伊野は土佐和紙発祥の地だそうだ。
日本三大和紙は越前和紙、美濃和紙、土佐和紙。
昭和二十四年十月二十日、虚子翁は真砂子、立子氏等同道で土佐の佐川町に旧友を訪れる途次、土地の人々の懇請に応え、土佐紙の本場伊野町に立寄り、紙漉の状況を視てこの作があった。同地出身の土居由季氏請うて揮毫を需め、昭和二十八年十月、同町椙本神社境内に建碑した。高さ七尺、幅一尺三寸、厚さ六寸の黒御影石。前記の事由を碑陰に誌し「永久ニ之ヲ記念セント句碑ヲ建テ紙ノ故郷伊野町ニ贈ル」と刻んである。
『虚子翁句碑』
椙本神社には鹿持雅澄
(かもち まさずみ)
・折口信夫の歌碑もあったようだが、電車の時間が迫っていた。
土讃線伊野駅特急「あしずり」
土佐久礼
駅へ。
虚子の句碑
に戻る
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください