このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
昔の温泉
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群馬
磯部温泉「
竹林の湯宿
はやし屋」
磯部公園
から磯部温泉「
竹林の湯宿
はやし屋」へ。
磯部温泉の由来
天明3年7月の
浅間山の大噴火
の折に、大きな地鳴りがしたかと思うと、数匁の高さに鉱泉を吹き上げたのである。これが「磯部鉱泉」の始まりであり、以後200余年、日本有数なる炭酸含有食塩泉として、現在も湧出し続けている。
「對岳楼林屋」
明治3年(1880年)創業の老舗旅館。
大正2年(1913年)10月1日、
高浜虚子
は渡辺水巴と林屋旅館に泊まっている。
十月一日
午後八時鎌倉發。
上野停車場に水巴あり、十時共に乘車。
磯部温泉竹屋一泊。
「北陸旅行の日と人」
若山牧水の歌碑
があった。
芹生ふる沢のながれのほそまりてかすかに落つる音のよろしさ
若山牧水
は大正6年(1917年)6月、次いで大正8年(1919年)4月に林屋旅館に滞在している。
「日本の宿を守る会」
の宿である。
日帰り入浴は1,000円。
安らぎの湯
「源泉の湯」
「源泉の湯」だから、源泉100%。成分濃度が強いので、お肌の弱い人は注意。
「お肌の弱い人」でなくても、保温効果が高いので、湯あたりに注意。
源泉名は磯部温泉恵みの湯。湧出量は毎分149リットル(動力揚湯)。
泉質は含銅・鉄(Ⅱ)ナトリウム−塩化物・炭酸水素強塩温泉(中性高張性高温泉)。泉温は52.6℃。pH7.1。
野天岩風呂「樫の湯」
源泉含有率約30%だそうだ。
蝉の声と川の音を聞きながら、のんびり入る。
お湯が流れていなかったので、掛け流しではない。
掛け流しではないが、河口湖で入った
日帰り温泉施設
よりもいい。
平成12年(2000年)に「
對岳楼
林屋」は館名を
「
竹林の湯宿
はやし屋(HP)」
と改めた。
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