このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
新年の旅日記
魚津埋没林博物館
〜碑巡り〜
魚津市釈迦堂の県道2号魚津生地入善線沿いに魚津埋没林博物館がある。
魚津埋没林博物館の入口に
高浜虚子の句碑
があった。
蜃気楼と立山とあり魚津よし
昭和14年(1939年)6月10日、
高浜虚子
が「ホトトギス」の日本探勝会で奥黒部を訪ねた際、富山から宇奈月へ向かう列車の中で詠まれた句。
高浜虚子の句碑の左に新田次郎の文学碑があった。
埋没すれバ
エネルギーが
ホタルのように
しんきろうのごとく
ゆらめいてやがて
やがて生長する
魚津市
よく読めなかった。
高浜虚子の句碑の向かいに岡本眸の句碑があった。
しはらくハ恋めくこゝろ蜃気楼
平成6年(1994年)4月、朝富山支部喜見城俳句会建立。
岡本眸蜃気楼句碑
碑石秘境黒部峡谷産閃緑岩
重量10.5トン
岡本眸先生は昭和3年東京に生まれる。本名朝子。師系
富安風生
・岸風三楼。俳人協会賞・現代俳句女流など賞受賞。紫綬褒章受章。昭和55年より俳誌「朝」を主宰、現在に至る。
眸先生は北陸の風土に親しみ、魚津の美しい自然と人情をこよなく愛されている。この句には先生の魚津への賛美と敬愛の思いがこめられている。海碧く風さわやかなとき眸先生に師事するものが相集い、この句碑を建立する。
富山地方鉄道新魚津駅
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください