このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

斎藤茂吉の歌碑

山能べに匂へ流葛の花房者

   藤浪より毛哀那りけ里


山形市大手町に山形美術館がある。


山形美術館


山形美術館の手前左手に斎藤茂吉の歌碑があった。


山能べに匂へ流葛の花房者藤浪より毛哀那りけ里

斎藤茂吉記念館によれば、82番目茂吉の歌碑である。

大正10年斎藤茂吉39歳の年の作。第3歌集『つゆじも』(昭和21年刊)の中の1首。選歌は結城健三氏。原書は 斎藤茂吉記念館 所蔵。この歌碑は昭和61年9月、山形新聞創刊110周年を記念し、山形新聞・山形放送が建立したものである。

山形美術館

山のべににほひし葛の房花は藤なみよりもあはれなりけり


結城健三

明治33年(1900年)、山形県宮内町生まれ。
昭和22年(1947年)3月、金雀枝短歌会を創り、「えにしだ」を創刊。
昭和57年(1982年)、初代山形県短歌クラブ会長。

齋藤茂吉記念館 館長を務める。

山形美術館に 芭蕉の句碑 がある。



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