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私の旅日記
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2006年
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常楽寺
〜本堂の欄間〜
国道292号から県道54号須坂中野線に入る。
常楽寺という寺がある。
曹洞宗
の寺である。
山号は仙洞山らしい。
常楽寺本堂の欄間は中野市指定有形文化財。
常樂禅寺
扁額の下にある彫刻は「粟穂に鶉」
左右の彫刻は中国の物語「二十四孝」から題材を取り上げている。
父に食いつく虎と戦う「揚香」
歯のない姑に己の乳を与える「唐夫人」
孝行心に感心した大象と鳥に助けられる「大舜」
本堂の手前左手に芭蕉の句碑があった。
花の雲鐘は上野か浅草歟
出典は
『続虚栗』
(
其角
編)。
貞亨4年(1687年)、芭蕉44歳の句。
文化15年2月5日、小林一茶は
湯田中
に入る。9日、湯本希杖と常楽禅寺に詣で、
六川
へ。
五 晴 素玩ト田中ニ入
九 晴 希杖ト中野常楽禅寺詣 無相
(窓)
国師坐禅石山ニ西国卅四番石観音
六川ニ入
『七番日記』(文化15年2月)
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