このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2005年
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松川渓谷
〜滝巡り〜
朝、
「藤井荘」
のマイクロバスで滝巡り。
県道66号豊野南志賀公園線で松川沿いに行くと、雷滝がある。
雷滝
松川本流が雷鳴のように轟音を立てて落下しているので「雷滝」といい、滝の裏側を通り見ることから別名「裏見の滝」とも言う。
滝の入口に螢袋が咲いていた。
螢袋はキキョウ科の花。
滝の手前で写真を撮る。
滝の裏側から写真を撮る。
滝の裏側を抜けて、写真を撮る。
雷滝
落差約30メートル。
滝見台で写真を撮る。
松川渓谷
昭和11年(1936年)5月26日、
種田山頭火
は「松川谿谷美の一景」と書いている。
虎杖橋附近の眺望はよかった、松川谿谷美の一景。
七味橋、それを渡ったところに湯宿一軒、七味温泉と呼んでいる。
さらにまた
五色温泉
がある、ここも宿屋一軒、めずらしいのは河原湯(野天風呂)である、だんだん里近くなる。
『旅日記』
川幅29メートル。川底が赤い。
昭和14年〜47年まで、松川源流には硫黄を採掘した横手鉱山があり、かつて流れ落ちる滝の水は、川石を赤く変色させるほどの酸性だったそうだ。
駐車場に戻ると、俳句が書いてあった。
かみなりの滝ここにありきりの湧く 竹山
竹山は五色温泉
「五色の湯旅館」
のご主人水野茂氏の俳号。
水野茂氏は大正8年(1919年)生まれだそうだから、86歳になる。今でもお元気で今年の4月に自伝「ランプのともしびから」を出版されたそうだ。
「藤井荘」に戻る途中で八滝に立ち寄る。
八滝
(やたき)
の由来
松川の向いの壁に何段にもなって落ちる滝が八滝です。ちょうど段数が8つあるところから八滝と呼ばれています。谷を上がる霧や雲間からさす光りなど、滝は芽吹きの頃から紅葉、氷柱になる冬に至るまで、四季を通じて豊かな表情を見せます。
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