このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2009年

会地早雄神社〜芭蕉付句塚〜
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坂城町南条鼠に会地早雄(おうじはやお)神社がある。


会地早雄神社の前に芭蕉付句塚と万葉歌碑があった。


芭蕉付句塚


膝行(いざり)ふ便や姨捨の月
   翁

散花に垣根を穿つ鼠宿
    嵐雪

元禄6年(1693年)1月、「蒟蒻に」歌仙である。

明治24年(1891年)、建立。五世春秋庵 有柳 書。

 有柳83歳の時である。有柳は 川村碩布 の弟子野口有柳。川角村(現毛呂山町大字川角地内)の俳人。

万葉歌碑


ちはやふる神のみ坂に幣まつり斎(いは)ふ命は母(おも)父がため

『万葉集』 (第20巻)収録の防人歌である。

 主帳埴科郡神人部子忍男(かむとべのこおしお)の歌。天平勝宝七歳(755年)2月、防人として筑紫に派遣された。

会地早雄神社


鼠宿は北国街道の 上田宿坂木宿 の間宿、松代藩が設けた私宿である。

      塩尻鼠宿の間

馬士か取次をするうちハかな


行春や鶉見らるゝ鼠宿
     詠帰


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