このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2015年

天然寺〜芭蕉の句碑〜
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木島平村大字上木島に 天然寺 (HP)という寺がある。


天然寺寺叢


木島平村指定文化財 村天然記念物

杉 並 木
 胸高幹囲3.25メートル
 高さ32.2メートル
コウヤマキ
 胸高幹囲2.8メートル
 高さ30メートル

 本寺は、寛永3年(1626年)堂守を焼失して西町地籍から現在地に移転再建されたが、寛延2年(1749年)再度の火災で、本堂や庫裡など堂宇悉く灰燼に帰したということから、その頃の植樹と推定される。

鐘楼門


浄土宗 の寺である。

自瑢山清寶院天然寺


本尊は阿弥陀如来。

北向山大悲殿の千手観世音菩薩は 別所北向観音 の分身で、嘉永3年(1850年)安置される。天長3年(823年) 慈覚大師 、桂樹を材料にて彫刻した1寸8分の尊像である。

本堂裏の庭園に芭蕉の句碑があった。


やかて死ぬけしきハ見えす蝉の聲

出典は 『猿蓑』

『卯辰集』 には「無常迅速」とある。

元禄3年(1690年)夏、芭蕉が 幻住庵 で秋之坊に示した句だそうだ。

大正7年(1918年)4月、建立。

木島平村上木島の 国道403号沿い にもこの句の碑がある。

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