このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2015年
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豊足穂神社
〜相生の松〜
長野県下高井郡木島平村往郷の国道403号沿いにJA北信州みゆき木島平がある。
JA北信州みゆき木島平の向かいに豊足穂
(とよたるほ)
神社がある。
木島平村指定文化財 天然記念物(植物)
相生の松
(アカマツ)
この松は夫婦円満を表し、往郷民謡にも詠まれ、村民に親しまれ大切に保護されてきました。
雪の多いこの地方には、このような双幹の例はありません。しかい、残念なことに雌松は老化し枯れたため、昭和62年(1987年)2月伐採し、雄松を残すのみとなりました。
この松には「昔人播州高砂より松の実生を携え来たりて植えるところなり」との言い伝えがあります。
木島平村教育委員会
鳥居の右手に芭蕉の句碑があった。
此松の實生へせし代や神の秋
出典は
『鹿島紀行』
。
貞亨4年(1687年)8月、芭蕉は曾良と禅僧の宗波を引き連れ、
鹿島神宮
を参詣。鹿島神宮の「神前」で詠まれた句。
明治19年(1886年)4月、相生連中建立。
「相生の松」は旧須坂藩士北村方義の漢詩に詠まれている。
題往郷村南鴨社前相生松
靈 地 生 偉 物 清 秀 氣 所 鐘
即 此 鴨 社 側 有 斯 相 生 松
一 根 而 兩 幹 陰 陽 異 其 庸
或 訝 二 儀 謀 故 爲 此 地 供
(以 下 略)
『嘯古堂遺稿』
平成17年(2005年)12月30日、相生の松は記録的な豪雪のため雄松も倒れ、伐採されてしまった。
木島平村指定文化財
豊足穂神社のケヤキ
木島平村のシンボルは、花はフクジュソウ、木はケヤキとなっており、昭和60年1月5日にフクジュソウのみ天然記念物に指定されている。
このケヤキは知見の限り村内では1番太くしかも姿形が整い、樹勢もよい。
ケヤキの指定は過去にも無く、このケヤキが指定される価値を持つ。
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