このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句


此松の実ばへせし代や神の秋

出典は 『鹿島紀行』

 貞亨4年(1687年)8月、芭蕉は曾良と禅僧の宗波を引き連れ、 鹿島神宮 を参詣。鹿島神宮の「神前」で詠まれた句。

   神前

此松の実ばへせし代や神の秋
   桃青

ぬぐはヾや石のおましの苔の露
   宗波

膝折ルやかしこまり鳴鹿の聲
   曾良


「実生え」は実生(みしょう)のこと。種子から発芽し、生育した植物。

 茨城県鹿嶋市の 鹿島神宮

 群馬県伊勢崎市の 畑の中 、玉村町の 住吉神社

 長野県木島平村の 豊足穂神社 、長和町の 大門神社秋宮

 大分県大分市の 鶴崎大神宮 に句碑がある。

住吉神社の句碑
   
大門神社秋宮の句碑

   


芭蕉の句 に戻る


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください