このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
昔の温泉
万座温泉「万座温泉ホテル」
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越後湯沢辺りの温泉に行こうと思って、関越自動車道を行く。これといった温泉が思い当たらないので、万座温泉に行くことにした。
関越自動車道渋川伊香保ICから国道17号を通り、県道33号渋川松井田線から県道35号渋川吾妻線に入り、吾妻線に沿って行く。吾妻で国道145号に入る。長野原を過ぎて、国道292号に入り、草津から万座温泉に向かう。
湯釜がある。
まるで、絵のようだ。
連休が終わったばかりだが、人が多い。
万座温泉は標高1,800m、「星に一番近い温泉」ということだ。
「万座温泉ホテル 」
ここも人が多い。家族で来ている人もいる。
「万座温泉ホテル」には9種の天然温泉がある。
長寿の湯は木造の大きな建物。
内湯が①姥苦
(うばにが)
湯と②さゝ湯の2つ、露天風呂が③姥
(うば)
湯1つ、いずれも白濁している。子供連れで入っている人がいた。
坂を下って、湯治場「日進館」に行く。
昭和11年(1936)5月25日、
種田山頭火
(1882−1940)は
草津温泉
から万座温泉やって来て「日進館」に泊まっている。
残雪をふんできてあふれる湯の中
つかれもなやみもあつい湯にずんぶり
山田温泉
に句碑がある。
山頭火は万座温泉から万座峠を越え
山田温泉
に到着する。
④「日進館」のラジウム湯は男女別。
⑤真湯、⑥鉄湯、⑦滝湯は混浴。
滝湯は打たせ湯のことらしい。
窓から万座の湯畑が見えた。
⑧苦湯も男女別。苦湯が一番のおすすめらしい。
再び坂を上って、⑨極楽湯に入る。本当の露天風呂だ。入っていた人はオートバイでやってきたらしい。露天風呂は女性用の方が眺めはよさそうだ。男性用は外から見えてしまうようだ。
9種の天然温泉に入るのに、5回脱いだり着たりしなければならなかった。
立ち寄りは10時から午後3時まで、料金は1,000円。
1,000円で温泉を堪能することが出来た。
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