このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2013年

梅旧院〜芭蕉堂〜

大阪市天王寺区夕陽丘町に梅旧院という寺がある。


梅旧院


曹洞宗 の寺である。

梅旧院の奥に「芭蕉翁」の碑があった。


 宝永元年(1704年)、越後屋を辞め大坂に移住した 野坡 が建立したものであるようだ。

「芭蕉翁」の碑の右に「不二庵二柳墓」がある。

二柳の長男勝見桃処、建立。

「不二庵之碣」があった。


俳諧作主 不譲芭蕉 門徒数千 厥猷孔昭

文化元年(1804年)3月、二柳の一周忌に建立。

芭蕉堂


天明年間(1781〜89)に 不二庵二柳 が建立。

遊行寺 の芭蕉木像が梅旧院本堂に安置されていた。

大正年間(1912〜26)に松瀬青々が再興。

 昭和3年(1928年)10月30日、 荻原井泉水 は梅旧院の芭蕉の像を見ている。

  遊行寺 の近く、くちなは坂の梅旧院という寺の庭に「笠堂」という黒木の柱を建て笠の形に屋根を葺いた茸のように見える堂がある。この中に二尺ばかりの芭蕉の像が祀ってある。これは模刻であるが、別に本堂にあるものは芭蕉の自作であるとこの寺では云うている。

『随筆芭蕉』 (新清水寺)

昭和20年(1945年)、本堂は炎上。

現在、模造の芭蕉木像が本堂に安置されている。

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