このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2008年

天神社〜芭蕉の句碑〜
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羽生市東5丁目の羽生城跡に天神社があった。


天神社は菅原道真を祭る神社。

 北野天満宮を総本社として、全国に1万余の分祀社があると言われているそうだ。

菅原道真の漢詩と和歌を刻んだ碑があった。


   九月十日
菅原道真

去年の今夜清涼に待す
秋思の詩篇独り断腸
恩賜の御衣今此に在り
捧持して毎日余香を拝す

東風吹かば匂いおこせよ梅の花

   主なしとて春を忘るな

天神社に芭蕉の句碑があった。


蓬莱にきかはや伊勢の初便

出典は 『炭俵』 。元禄7年(1896年)元旦、江戸で詠まれた句。

  『諸国翁墳記』 に「蓬莱塚 東武埼玉郡羽生古城天神宮社内 多少菴門建」とある。

多少庵秋瓜 書。行田の 大長寺 にも多少庵秋瓜書の芭蕉句碑がある。

社殿


「古城天満宮」の赤い幟が見える。

社殿の裏に 亀田鵬斎 撰文の「羽生菅公廟梅樹記の碑」があるそうだ。

 亀田鵬斎は久喜の「遷善館」に招かれて、近郷の子弟教育に多くの影響を与えたという。

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