このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2009年

船原温泉〜島木赤彦の歌碑〜

土肥温泉 から国道136号で修善寺に向かう。

船原温泉「船原館」に歌碑があったので、車を停める。


島木赤彦の歌碑だった。


伊豆の湯に男女ら共に浴めり山深く来て疑ふものなし

歌碑の左に小さな碑があって、簡単な説明が書いてあった。

大正14年(1925年)1月27日、 島木赤彦 は船原温泉に一泊して峠越えをする。

柿蔭集より

昭和61年3月 建之

 島木赤彦は船原温泉から土肥峠を越え、大正14年1月末から2月にかけて 土肥 に遊ぶ。「土肥温泉」連作は『柿蔭集』に収められているそうだ。

大正15年(1926年)3月27日、赤彦は 柿蔭山房 で死去。50歳であった。

没後の7月、第5歌集『柿蔭集』刊。

若山牧水 は昭和2年(1927年)9月9日から21日まで船原温泉で湯治。

翌年の昭和3年(1928年)9月17日、牧水は43歳で永眠。

 昭和32年(1957年)2月16日、 水原秋桜子 は船原峠を越え、土肥温泉に赴く。

   二月十六日、赤光会の吟行に加りて西伊豆に赴く。船原峠にて

紅梅を麓に惜む峠越

『蓬壺』

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