このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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夏目漱石ゆかりの地
錦華小学校(現・お茶の水小学校)
JR総武線お茶の水駅から明大通りを下ると、
明治大学
がある。
明治大学の裏にお茶の水小学校がある。
お茶の水小学校の裏に夏目漱石の文学碑がある。
吾輩は猫である
名前はまだ無い
明治11年 夏目漱石
錦華に学ぶ
『吾輩は猫である』は明治38年に発表。夏目漱石の処女作である。
文学碑の脇に錦華小学校第104回卒業生の卒業記念として、夏目漱石の略歴が書いてあった。
先輩 夏目漱石 略歴
慶應3年11月6日、牛込に生る。金之助と命名。市ヶ谷小學校に入學後、錦華小學校に轉ず。同校卒業後一っ橋に入り、業を卒へずして退き、
二松學舎
に入りて漢學を學ぶ。(大正6年「新小説」より)
漱石の父、夏目直克が明治初期に第4大区(今の錦町、小川町、西神田と文京区の殆どと早稲田のあたりまで含む)の区長をしていた。また、
樋口一葉
の父則義と東京府で同僚だったそうだ。
漱石が錦華小学校に転校したのは明治11年。「一っ橋」は当時一ッ橋にあった府立一中、現在の東京都立日比谷高等学校である。
錦華小学校は明治6年開校。昭和47年、創立100周年記念式典挙行。平成5年、東京都千代田区立お茶の水小学校となった。
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