このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

今年の旅日記

滝薬師〜碑巡り〜
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徳島市眉山町大滝山に滝薬師がある。


 当大滝山常慶院滝薬師は慶長3年約400有余年前旧藩主蜂須賀蓬庵公の本願により阿淡の繁栄と安泰を祈念して建立された由緒深い開創の寺であります。

 爾来厄除開運所願成就の寺として栄えたが昭和の大戦争で一朝にして廃墟と化す。前住の三沢清瑞僧正は再興の悲願を起こし、昭和33年に再建し、現在の隆盛を起した。殊の外霊験あらたかな滝薬師如来様の本堂、本殿をこの度改築し、荘厳の霊地として信仰の道場とならしめるため、ご信仰深い皆様方のご芳志をお願い申し上げます。

滝薬師の裏の石段を上ると、聖観音堂がある。


三重塔があった場所のようだ。

昭和20年(1945年)、三重塔は空襲によって焼失した。

聖観音堂の左手に 芭蕉の句碑 があった。


しばらくは滝にこもるや夏のはじめ

出典は『奥の細道』。

元禄2年(1689年)4月2日、 裏見の滝 で詠まれた句。

芭蕉の句碑の左に其角の句碑があった。


稲づまやきのふは東けふは西

『阿羅野』 収録の句。

奥に 不二庵二柳 の句碑もあった。


散るたびに心をさそう桜かな

明和のころ加賀・金沢から阿波藩に仕えていた子息を頼って来徳、阿波の俳壇の礎を築く。芭蕉提唱の「正道」継承す。

新町地区文化おこし事業

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