このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2006年
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中禅寺湖スカイライン
〜男体山〜
中禅寺湖の紅葉も終わり、いろは坂も空いているだろうと思って行ってみた。
宇都宮ICから日光宇都宮道路に入り、清滝ICから国道120号でいろは坂を上る。
明智平までは順調だったが、明智平の手前で渋滞。
渋滞を抜けて、立木観音前の駐車場に車を停める。
男体山(標高2,484m)
この辺りを「歌が浜」という。
「歌が浜」地名の由来
歌が浜は、江戸中期に編集された当時の日光案内本ともいえ「日光山誌」によれば、この名前の由来を「上世勝道尊師、茲の汀浜を遊覧し修行せられし時、天人下りて歌詠讃嘆せしといへり。依つて夫より此所を歌浜と称する由。其旧跡、今花供行者の籠る所を宿と称するあり。是其旧跡なりといへり。」と書かれ、中禅寺湖を中心とした勝道上人の遺蹟のひとつである。
文明18年(1486年)、道興准后は「歌が浜」で歌を詠んでいる。
この山の上三十里に中禅寺とて権現ましましけり。登山して通夜し侍る。今宵はことに十三夜にて月もいづくに勝れ侍りき。渺漫たる湖水侍り、歌の浜といへる所に紅葉色を争ひて月に映じ侍れば、舟に乗りて、
敷島の歌の浜辺に舟よせて紅葉をかざし月をみるかな
『廻国雑記』
天気がいいので、中禅寺湖スカイラインで中禅寺湖展望台に向かう。
中禅寺湖スカイラインの途中で中禅寺湖の写真を撮る。
日光白根山(標高2,578m)が見える。
昭和14年(1939年)5月13日、与謝野晶子は「歌が浜」へ。
千手まし大木の桂若葉する寺へ水より參る初夏
ありとある白樺の木の飛ぶやうに雲の動ける男體の山
歌が濱霧密にして危しと船を人云ひ鳴く千鳥かな
足尾路の半月峠初夏の霧の浸して行きがたしとよ
『白桜集』
落葉松の黄葉
紅葉も終わりである。
中禅寺湖展望台から見る男体山
正面に日光白根山が見える。
日光白根山の右が前白根山(標高2,370m)。
寒いので、焼き芋を買ってしまった。
龍頭の滝
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