 | 現在の旧道入口。 旧道に少し入った所にせろーさんがひょっこり顔を出しているのがお分かりだろうか？ 実はこの日、猛烈な強風が吹き乱れていて、画像を良く見て頂ければ斜面の草叢が風に思いっきり煽られているのが解るだろう。 | |
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旧道入口からの景色。 海は荒れ、空を見上げれば雲が凄い勢いで流れていく。 暗雲が徐々に空を覆い初め、これからの行く手に一抹の不安が過る。 | ||
 | 旧道入口付近は綺麗な舗装路。 衛生車、一般的にバキュームカーと言われる車の出入り口となっている。 汲み取り式トイレのタンクから回収された「ブツ」を此処で処理する訳で、「素敵な香り」が漂って来そうな雰囲気だが、そういう物は一切無かった。 汲み取り式トイレと言えば、レトロチックなイメージがするが、此処では２１世紀の最先端科学で「ブツ」を処理して大自然に還しているのだろう。 | |
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現旧道入口から元来の旧道を望む。 奥に見える舗装路が丁度、処理場職員用入口となっている旧道である 通路は入口入ったところで直角に曲がり処理場施設へと向かっているが、 本来のルートは舗装が途切れている所から草原の所を突っ切って この現旧道入口通路に合流していたと思われる | ||
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| 何も考えず舗装路を辿っていってしまうと施設内へ入ってしまうが、 その横から脇にそれていく怪しげな砂利道が分岐していくのに気付く。 これこそ隧道へと向かう旧道である。 施設通路と旧道との分岐地点には不法投棄に対する警告の看板が２つほど。 そしてもう一つ、道路規制に関するオレンジ色の情報版が道横に置かれていた。 てっきり廃道入口の定番、 「この先通行止め」の通行規制標識が掲示されていると思ったら・・・ | ||
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ワナ注意。 こんな交通規制、初めてだぜ・・・。 しかし、この後の状況を思い返せば この警告は正しかったとしか言いようが無い。 | ||
 | 旧道入りした直後はチョイ荒れだがなんとか四輪も入ってこれる状況。 | |
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しかし、２００ｍもしないうちに 一見行き止まりのような場所に行き着く。 だが、地図上ではこの先へ続く道が表記されており、 外房線を誇線橋で越えて、やがては隧道へ至るように記載されている。 ・・・一般な感覚では行き止まりに見える道も 『オブの道』へ入り込んだ人には見えてしまう道筋。 そう此処はあくまで通過点。 | ||
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| さあ、行こう！ めくるめく藪と泥沼の世界へ。 | ||
続く
