このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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秋の万世大路。
標高を上げるにつれ深まっていく紅葉。
この時、自分は「あー、秋の万世大路って素敵だなー」と、すっかりマッタリモードになっていた。
しかし、恐怖へのカウントダウンは少しづつ忍び寄っていたのだ・・・。
二ツ小屋隧道を振り返る。 個人的に、この位置から眺める二ツ小屋隧道が好きである。 | |
隧道を抜けると一旦、道は下り坂に。 | |
谷間へ近づくと木々の合間から向こうに橋が見えてきた。 (画像では思いっきりわかり難くなっているが) | |
烏川橋。 相変わらずボロボロの橋である。 | |
山形側のちょっと離れた場所から撮った画像。 山深い地にぽつんと佇むカブ。 人里離れた所へ来てるんだなぁ、と実感する。 | |
橋を越えて再び道は上昇していく。 | |
日の当たる区間へ出ると、色付き始めた木々が照らされ、走っていてとても心地よい気分になる。 | |
黄色や赤に染まり行く木々の葉。 東北地方では紅葉の見ごろは主に11月初旬からである。 しかし、冬の訪れが早い標高の高い山々では一月ほど早く紅葉が始まる。 ちょうど自分が訪れた時は紅葉のシーズンの幕開けの時期だったのだ。 | |
高さを上げれば上げるほど紅葉は深まる。 まだこの辺りでは『鮮紅』と言うほどではないが、近づく秋本番に向けて木々は少しづつ薄い赤衣を纏い始めていた。 | |
2度目の峠へ到着。 ちょっとだけ峰の上を走り、再び太平集落跡まで下っていく。 | |
峠を越えて日向から日陰に移り、薄暗い道を進む。 反対に向こうに見える山の上は太陽に照らされ、赤く色付いた山肌が映えていた。 | |
さて、とうとう太平集落跡の広場までやってきた。 ここで4輪は完全にアウトになる。 また二輪車も、この先へ進み栗子隧道までたどり着いた、と言う話はあまり聞かれず ネット上では この方 ぐらいしか知らない。 実際、前回ここへを訪れた時はあまりの藪の酷さに全く進もうという気になれなかった。 さてさて、今回はどういう状況だろうか・・・・ | |
・・・んー、前回の
悪夢
のような状況と比べればマシかな。 少し先の様子を見てみようか・・・。 | |
んんー、なんか藪が刈り取られてるよ。 ひょっとして、行けちゃう? 少々迷いもあったが、 「行けるトコまで行ってみよう。」 と、思い太平集落跡へ戻り、再びカブへと跨る。 そして・・・ ついにカブ共々禁断の地へと潜り込んでしまった・・・。 | |
ついに登山道サイズまでに狭まった万世大路は築堤の上を通る。 築堤の10〜15mほど下には川が流れていた。 この高さと川の流れがこの直後に大問題を引き起こす。 | |
果たしてこの画像で、ここの切羽詰った状況を理解してもらえるだろうか? |
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