このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
R410・君鴨トンネルの旧道にある『三島隧道』。
隧道そのものは鉄板で封鎖されているものの、
鴨川側坑口
への道は現在も横尾林道、高山林道へのアプローチ道として現役である。
一方君津側の方は言うと、
旧道がゲートによって封鎖されて車両では坑口までたどり着くことは出来ない。
ハズであった。
この日は、まあ何も考えずフラフラと房総の砂利道を彷徨っていました。 ここまでに 竹岡林道 、 金谷元名林道 、山中林道、横尾林道と流してきたのですが、最後の横尾林道の終点近くに三島隧道の鴨川坑口があった訳ですよ。 んで、この鴨川坑口は2006年の大雪が降った翌日にわざわざ雪中行軍してまで拝みに行ったんですが、その時はもうそれで精一杯で君津側は後回しにしていました。 それでまあ、近くに来たわけだしちょっと行ってみっか、と旧道分岐点までやってきました。 しかーし、君津側旧道はかなり手前からゲートによって封鎖されていると言う。 車両で行くのはムリだよなァ・・・。 | |
とか思っていたらコレですよ。 げーと おーぷんです。 林業者が所用があって旧道へ入って行ったのだろうか? ともかく、旧道探索者にとってはこの上ないチャンスである。 関係者に途中で出合ったら悪意が無い事を証明し、事情を(穴マニアです!と)説明しよう。 そう思い、旧道へ踏み入れる。 | |
現道が君鴨トンネルに吸い込まれる横を、旧道は現道より高い位置を進み山中へ。 | |
現在、殆ど使われることの無い旧道はすでにボロボロ。 路肩が崩れ、ガードレールの下の部分がむき出しになっている。 | |
更に奥へ進むと路面もグタグタに。 苔生えまくり、枯れ枝散乱しまくり。 程よく熟した廃道になっております。 | |
やがて突き進むとカクンと90℃直角コーナー出現し、切り通しの中へ突っ込む。 古い規格の道ではよくある、隧道手前の線形ですね。 高速巡航時代の現代じゃちょっと許されない線形。 | |
切り通しの先にはやはり鉄板で封鎖された隧道が。 その手前には真っ黒になったワゴンの廃車が。 て、言うかコイツ何処から入ってきたんだ? こちらの方 が 2003年頃探索した時 には無かった物なのに。 やはり、今日のような日を狙って進入したのだろうか? だとしたら非常に迷惑な話だ。 山は汚れるし、地元の人が不法投棄に警戒して更に進入禁止の所が増えてしまう。 ちゃんと、正規のルートで処分してくれ!(俺の為に! w) でも、こういうのってやっぱ盗難車とかなんだろうな・・・。 本当に困ったものである。 | |
で、坑口前まで来ました。 すぐそばにある廃車内部には特に不審物は無かった。 腐敗臭が漂ってきたらどうしようかと思ったw 坑口前にはご覧のようにドデカい杉の倒木がドーンとある。 まるで鉄板と共にこの隧道を阻んでいるかのよう。 三島隧道は延長55mと対して長くも無い隧道だが 再びここを車両が通り抜ける事は無いであろう。 |
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