このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

旅とスケッチ


長良川鉄道スケッチの旅


美濃太田・関

美濃太田駅はJR東海の高山本線・太多線と長良川鉄道の越美南線の駅です。南側にJR東海の改札口、北側に長良川鉄道の出入り口が設けられており、越美南線の始発・終着となる駅で、ホームは一番北側にある。
近代的ビルに生まれ変わった美濃太田駅前を南に下がれば700mほどで中仙道太田宿。2つ目の信号の21号線を越してしばらく行くと中仙道と交差するので、ここを右折すれば中仙道太田宿で、すぐ裏手には木曽川が流れる。中仙道太田宿には往時の面影を残しているところがけっこうある。枡形、本陣、脇本陣、それに資料館などがある。木曽川には昭和30年まで利用されていたという船着場がある。
太田宿中山道会館

江戸時代中仙道には69の宿場があり、太田宿は江戸日本橋から51番目の宿場。その中仙道太田宿の歴史文化・江戸時代の宿場や旅の様子を紹介している。
林家住宅(旧脇本陣

えどじだいの名残を今にとどめる数少ない建物です。脇本陣として、幕末渦中の人物が宿泊した。
建物内部の公開もされている。
旧太田宿本陣門

旧本陣の屋敷は失われているが、街道に面した表門が往時の面影を今に残している。

酒蔵
スケッチ


太田宿・林家住宅
長良川鉄道美濃太田駅を出発して、しばらく高山線と平行してから分かれると前平公園となる。駅の北側200mのところに市営前平総合グラウンドやプールがある。今回は下車せず、列車は加茂野、富加と進み津保川を渡って関市に入る。関富岡を過ぎてだんだん市街地に入って関口へ、市街地の中を走り刃物会館前に着く。駅は平和通(国道418号)と交差するところにあり、刃物の町である関市のシンボルとなっている。ここで下車し岐阜県刃物会館、フェザーミュージアム、濃州関所茶屋、関鍛冶承館、春日神社などをまわる。
岐阜県刃物会館

1階は刃物直売所で2000点もの刃物が陳列されている。2階は優秀刃物展示場ではメーカーごとに製品を見ることができる。
フェザーミュージアム

かみそりの歴史や文化を見ることができる。
関鍛冶伝承館

古来より伝わる匠の技を映像・資料・展示により紹介している。また、関鍛冶の歴史や刀装具などの貴重な資料が公開されている。
春日神社    関鍛冶の守護神として祭られる。国の重要文化財の能装束や能面が
          残されている。 刃物祭りなどで特別公開されている。
          能舞台では例祭には古典芸能が奉納される。


次は関駅で、長良川鉄道の本社や車庫がここにある。駅近くの安桜山の麓にある関善光寺を訪れる。
その後、関口へ戻って吉田観音へ行く予定でしたが、午後は美濃市のうだつの上がる町並みを訪れたかったので、吉田観音は後日訪れることにして関駅を出発し、関市役所前、関下有地、柏森を過ぎ、東海北陸道をくぐり右カーブすると美濃市に着く。
BACK NEXT

トップに戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください