このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



6 0 0 0 系
より近代的な設備になった急行型車両は、ボディーカラーも先代のを踏襲し、今日も走り抜けます。



西武鉄道 新101系 は、ここまで改造できちゃうんです(笑)


■ 概要

2006の11月に引退した 3000系 に変わる秩父鉄道の新型急行型車両です。

カラーは先代の 3000系 の白と青(水色)の少し流線美を持たせながらのツートンカラーです。

種車は、相互直通を行う西武鉄道、 新101系 ですが、かなり前面改造・内装改造が施されています。

20000系 増備により余剰となった 西武新101系 が譲渡された後、自社広瀬川原工場で改造。

通勤型である西武 新101系 の状態では、他の形式とサービス面で変わらない為、内装はクロスシートに大胆改造。

また西武 新101系 は3ドア車両でしたが、先代の 3000系 の伝統に習い、2ドアに無理矢理改造したのも特記できます。

機器類はパンタグラフなどにはほとんど手を加えていない為、前面改造工事と内装工事が主として行われた形式です。

また先代の 3000系 は車掌乗務によるツーマン運転でしたが、6000系からは急行列車もワンマン運転になりました。

尚、オマケ情報ですが、この形式が普通運用に就くことがあります。これに当たったらラッキーです。

しかし予想はしていましたが、先代の 3000系 に続き、秩父鉄道は大胆に改造してくれました。あっぱれです(^-^;




■ 車内設備



車内はまるで特急列車のような雰囲気。
それもそのはず、6000系の座席はNRAの旧座席を使用。
ただし、NRAの座席は使用しているものの、車内は殆どがボックスシートタイプ。
座席と窓割りは合っていませんが、 西武新101系 は窓が非常に多いので採光面では問題はあまり無いと思います。
車内は 西武新101系 の暗さは全くなく、新車同様の明るさや清潔さが漂っています。
ご覧の通り、NRAの旧座席です。しかもリクライニングも健在!
これは 3000系 には無かった、新たなオプションです。
また車内禁煙に配慮し、灰皿も完全に埋められており、その面では徹底しています。
種車の 西武新101系 には設置されていた2人掛け座席は片方は撤去。
新たに車いすスペースが設置されています。もちろん通報ボタンや手すりなどの標準設備も整っています。
なお反対側は進行方向に座席が配置され、ロマンスシートになっています。
また、NRA時代をそっくり再現できるシートもあります。
テーブルも引き出せることが可能であり、リクライニング角度も全開可能。しかも肘掛けも出て、窓割りも合致。
唯一の欠点は扉の横という点でしょう。
そしてもう一つご紹介するのが、ワイド窓ボックスシート。
西武新101系 時代の真ん中のドアを埋めた際にできたスペースに座席を配置したモノです。
この形式は座席と窓割りが合っていないと上記に記載しましたが、
このボックスシートは完全に窓割りと一致しているので、気にならず快適です。
座席ネタからは離れて、電光表示器です。
これも先代の 3000系 には無かった新しいサービスです。
電光表示器の内容は停車駅や列車案内のみで、単純かつ簡潔な内容。
最後にドア付近の様子を。
先代の 3000系 には無かった半自動ドアシステム導入に伴い、開閉ボタンが設置されています。
開閉ボタンは、JR東日本E231系中近距離型と同型のものを採用。
ちなみにドア付近は黄色い注意線が書かれているほか、NRA旧座席の背面にあるテーブルは撤去されています。





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