このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



8 5 0 0 系
"おとぎ列車"で親しまれた山口線。生まれ変わったら、今度は大手私鉄唯一の新交通システム。起用されたのはこの形式。



大手私鉄所有唯一の新交通システム車両は、郊外でひっそりと活躍中。


■ 概要

1985年にそれまで蒸気機関車が走っている鉄道として親しまれてきた山口線。

1年間の休業を経て新しく新交通システムを導入。それに伴い誕生したのが、この8500系です。

新交通システムの車両としては当時初めてVVVFインバーター制御を採用。

更には、西武初のワンハンドルマスコンを採用するなど"新要素"盛りだくさん。

また比較的曲線が多いので、スムースに曲がれるように四輪操舵装置も取り付けられました。

また、白色化粧板・青色座席などのインテリアは後の 4000系 6000系 20000系 にも受け継がれています。

登場から20年以上経ちますが古さをあまり感じさせない車両です。

なお、休日を中心とした輸送の混雑緩和のため、2007年度末には車内の更新工事が行われた編成があります。

余談ですが、山口線は西武鉄道線内で唯一、区間内全駅に安全柵を設置しています。




■ 車内設備



車内はオールクロスシート。

つり革、手すりが無いので天井・空間がすっきりしています。 座席色は 4000系 同様コバルトブルーです。
尚、天井のグリーンの帯は 6000系 に、蛍光灯カバーは 4000系 と共通です。
座席です。背もたれが座面ろ直角に交わっているためか長時間乗車には向きません。ただし、全線8分ほどですので問題は無さそうです。
最後に運転台です。

ワンマン運転なため、片方は格納できるように設計されています。(運転台と客室間の仕切りが低い為の安全対策)





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