 | さて、二日目はまず、湖西線を下りつつ日本海側まで抜けてみようと思います。
では、京都9:14発の新快速電車に乗ってLet’s go!
京都を出るとすぐに長いトンネルをくぐり、東海道線との分岐駅である「山科」駅を過ぎ、
「西大津」駅を出る頃には、右側にドーンと琵琶湖が広がってきます。
さすが日本最大の湖だけに、場所によっては向こう岸が
遥か彼方に見えるところもあって、その広さを実感できます。
湖西線内は、全線高架で踏み切りもないので、
新快速は結構いいスピードで飛ばしていきます。
ちなみに、この区間を通る特急列車はこの区間を140kmで疾走していきます。
また、湖西線沿線には「水浴場」というものが多くあり、最初は「?」と思ったのですが、
よく考えたら湖だから「海水浴」にはならないんだと、一人納得したりして(8へぇ〜)。 |
 | たぶん、シーズン中ならこれら「水浴場」に向かう人たちで混んでいるであろう電車も
夏休みも終わり間際の平日ということもあり、ほとんどいないまま、
最初の目的地「近江高島」駅に到着です。
そこから歩くこと30分、左の写真の「白鬚神社」に到着です。
「なぜ?」と思われる方も多いとは思いますが、
この神社にかわいい巫女さんがいるというわけではなく(爆)、
鳥居が湖上にある珍しいつくりになっています。
「近江の厳島神社(宮島)」といわれているらしい?
ちなみに、湖上にそびえる大鳥居の画像がないのは、
撮ったはいいけど、逆光で黒くつぶれていて
見せられたもんではない、という自分の判断によるものです。 |
 | さて、お次は全国でも2つしかないカタカナの町名をつけている、「マキノ」駅です。
町名の由来は
マキノ町のHP
を見てもらうとして、
そうすると、新たに「マキノスキー場ってなんだよ」という疑問がわいてくるでしょう。
もっとも、ただ牧野という地にあったスキー場ってだけなんですけどね(^^ゞ
1時間おきに来る割には駅前はさびしい限りで、閑散としていました。
次の電車の都合があるので、30分くらいしか居られなかったのですが、
琵琶湖まですぐそこで、サニービーチという名の水浴場があるらしいです。 |
 | いま、湖西線はマキノの次の永原〜近江塩津間に直流・交流の切り替え区間
(デッドセクション)があります。
また、北陸本線にも長浜〜虎姫間にデッドセクションがあります。
デッドセクションをまたぐ普通列車は非常に少なく、
湖西線では7往復程度しかありません。
北陸本線側では、ほとんどが長浜乗換えとなっています。
それじゃ不便だろということで、
京都〜(湖西線)〜敦賀〜(北陸本線)〜米原の完全直流化を進めているようです。
これができると、新快速は敦賀まで運行されるらしいので、
西は播州赤穂(兵庫)から敦賀まで256km(湖西線経由)の
ビッグなアーバンネットワークが出来ることになるでしょう
でも、乗りとおすのは青春18族ぐらいだろーなー(笑) |
 | マキノからは、一日7本しかない列車のうちの一本に乗って、
日本海側の敦賀まで行きます。
永原を出て、しばらくすると不意に室内灯が消え、「あれ?」と思うも、
デッドセクションがあるという事を思い出し、しばし静かな車内で待っていると、
再びブーンという音とともに明かりがつきました。
ここからは、交流20000Vの世界になります。
近江塩津で北陸本線と合流し、有名な新疋田のループを通ると、まもなく敦賀です。 |