このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

冬の南東北に国鉄型車両を求めて…2003
Part 2 メインイベントの快速「白虎」

「白虎隊」が描かれているけど、「白虎」の乗車口ではない^_^;
というわけで、鬼怒川付近の紅葉を満喫し、野岩鉄道ってトンネルばかりだなと思い、
会津鉄道沿線には柿の木が多いなと思いつつ会津若松に到着。

3連休も最終日だったので、「白虎」狙いの鉄道ファン(以下、白虎隊)が多いかなと
予想していたのですが、意外なほど少なくてビックリ。

どうやら、6分前の快速「あいづライナー」に乗る人が多いみたい。
とはいえ、SL「ばんえつ物語」号も入線してきて、にわかに盛り上がってきました。

2番線に「ばんえつ・・・」が3番線に我らが「白虎」が止まっているのですが、
先頭車部分に詰所があって並びの写真が撮れないですよ。
やっぱり「あいづ」はこうでなくちゃ!
上のコメントと時間が前後しますが、快速「あいづライナー」が1番線に到着しました。
以前は、特急「ビバあいづ」として、メタリックな485系が使われていましたが、
いつの間にか国鉄色の485系に変わって、しかも、快速に格下げされてしまいました。

ちなみに、同区間には快速「ばんだい」が昔から走っていますが、
それとの違いは、仕様車種と指定席&グリーン車の有無です。
とはいえ、「ばんだい」にも昔半室グリーン車だった車両が使われていて、
当たれば追加料金の要らない豪華車両ということになります。

左の写真を見ていると、上野まで来る唯一の東北特急だった頃を思い出してしまう…。
特急用車両なのに…(T_T)
ところが、側面を見てビックリ!
なんと各車両に場違いなステッカーが!!
そうです、「優先席&携帯OFF」ステッカーがあったのです。

いくら、仙台エリアで485系を使った特急列車がないからって…。


とはいえ、外板は工場を出たばかりなのかとても綺麗で、
末永く使って欲しいものです。

「あいづライナー」は14時54分、結構な乗り具合で郡山に向けて発車していきました。
以前乗った「はくつる」のときよりも格段ピカピカになった
上の「あいづライナー」が到着した頃、今日のお目当て583系の臨時快速「白虎」が
3番線に入線してきました。

とはいえ、乗り込んだのは(自分も含めて)「白虎隊」の方々ばかり。
席を取るのも早々に写真を撮り行きました。
かく言う自分も、前から2両目(もちろんモーター車)に席を取り、
写真撮影にいそ惜しみました。

で、15時ちょうどの発車時刻となるのですが、
最初に乗った「白虎隊」から人が増えるでもなく、
一つのボックスを占有できるくらいの乗車率で会津若松を後にしました。
郡山にて、まるで国鉄時代にタイムスリップ!?
「白虎」はゆっくりとしたスピードで、秋も深まる磐越西線を上っていきます。
まだぎりぎり日が出ていたので、沿線には「白虎隊(写真撮影班)」も多く出ていました。

途中の停車駅でも乗ってくる人は少なく、まったりとした雰囲気が車内を覆います。
そんな中で、ガチャガチャと音がしたので、チラッと見てみると、
下段の寝台を引っ張り出しているではありませんか!

ボックスシートの背もたれを倒すと下段のベッドが出てきて、
これが、お座敷のような感じで使えるようなんですが、コレはOKなんでしょうか?

車掌が何回か巡回に来ても注意しないところを見ると、意外とOKなのかしら?
もっとも、全くといっていいほど混んでいないので、目くじらを立てる必要も無いのか…。
仙台に到着
で、郡山で長時間停車をしているうちに、新幹線に乗って東京へ帰る(と思われる)
「白虎隊」と福島へ帰ると思われるご婦人方が入れ替わり、
車内の鉄分が薄くなったところで、昔から通いなれた東北本線へ歩みを進めます。

とはいえ、臨時電車なので、全盛期のようにかっ飛ばすわけでもなく、
淡々とゆっくり進んでいきます。

郡山を出ると、途中福島にしか止まらないという、新幹線ばりのダイヤと
日が暮れて真っ暗になったせいもあって、
車内はさらにまったりとした雰囲気になってきました。

自分は、今回始めて、583系のモータ車に乗りましたが(クハとサロには乗車済み)、
やはり特急寝台用だけあって、防音は結構しっかりしていて、車内は静かでした。
…って、うるさかったら夜寝れないか(;_:)

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