 | 前日までの予報だと、この日は大雪が予想されていて、
「ひょっとしたら、積雪で列車運休して、宿に缶詰かな〜?」なんて
思いましたが、予想に反して、福岡市内は殆ど雪がありませんでした。
てなわけで、3日目は「ソニック11号」に乗って小倉に向かい、
普通列車に乗り換えて、九州の鉄道発祥の地、門司港に向かいます。 |
 | 門司港駅は行き止まり式で2面4線の線路配置です。
で、線路終端(つまりは改札口付近)には、
←の写真のように「0哩」碑があります。
その昔、関門トンネルがなかったころは、下関からの連絡線が
門司港に着いて、ココから九州各地への列車が発車していました。 |
 | 建物自体は↓の写真を見てもらうとして、
駅舎内も当時の雰囲気を良く残しています。
(…といっても、←の写真では分かりにくいと思いますが)
「みどりの窓口」に入るにも、引き戸をガラガラと
開けないと入れないという、なかなかレトロな感じです。 |
 | 門司港駅自体は1891年に門司駅として、
関門連絡船の九州側の玄関として開業しました。
その後、1917年に関門トンネルが開通し、
以前は幹線ルートだった(って、今も鹿児島本線ですが…)この区間も、
いちローカル線になってしまいました。
もっとも朝夕だけとはいえ、「リレーつばめ」や「かもめ」といった、
JR九州を代表する特急列車も乗り入れているので、
完全に落ちぶれた訳ではありませんが。 |
 | とはいえ、ココ4・5年でこの付近を「門司港レトロ」として
売り出すようになり、付近にある洋風建築群とあわせて
観光地として脚光を浴びるようになりました。
やはり、明治時代に栄えた商業都市ということで、
この門司港駅を始め、重厚かつモダンな建物が点在しています。 |