このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2005 厳冬の九州旅行
part Ⅳ 九州の鉄道 発祥の地 門司港へ

ちなみに、当日の模様は こちら からどうぞ。
この駅には、国鉄型が良く似合う
前日までの予報だと、この日は大雪が予想されていて、
「ひょっとしたら、積雪で列車運休して、宿に缶詰かな〜?」なんて
思いましたが、予想に反して、福岡市内は殆ど雪がありませんでした。

てなわけで、3日目は「ソニック11号」に乗って小倉に向かい、
普通列車に乗り換えて、九州の鉄道発祥の地、門司港に向かいます。
0哩碑と腕木式信号機
門司港駅は行き止まり式で2面4線の線路配置です。

で、線路終端(つまりは改札口付近)には、
←の写真のように「0哩」碑があります。

その昔、関門トンネルがなかったころは、下関からの連絡線が
門司港に着いて、ココから九州各地への列車が発車していました。
古いつくりの駅内部に自動改札機が
建物自体は↓の写真を見てもらうとして、
駅舎内も当時の雰囲気を良く残しています。
(…といっても、←の写真では分かりにくいと思いますが)

「みどりの窓口」に入るにも、引き戸をガラガラと
開けないと入れないという、なかなかレトロな感じです。
連絡船があったころの名残。もちろん現在は使われていません
門司港駅自体は1891年に門司駅として、
関門連絡船の九州側の玄関として開業しました。

その後、1917年に関門トンネルが開通し、
以前は幹線ルートだった(って、今も鹿児島本線ですが…)この区間も、
いちローカル線になってしまいました。

もっとも朝夕だけとはいえ、「リレーつばめ」や「かもめ」といった、
JR九州を代表する特急列車も乗り入れているので、
完全に落ちぶれた訳ではありませんが。
国の重要文化財にも指定された、重厚な駅舎
とはいえ、ココ4・5年でこの付近を「門司港レトロ」として
売り出すようになり、付近にある洋風建築群とあわせて
観光地として脚光を浴びるようになりました。

やはり、明治時代に栄えた商業都市ということで、
この門司港駅を始め、重厚かつモダンな建物が点在しています。

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