このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



2005年3月31日に、77年の歴史の幕を閉じた「日立電鉄」を、
「駅長さん」の視点から撮ったり乗ったりした記録です。

3月24日決行当日の模様は こちら からどうぞ。

常北太田駅に留置されている車両たち
ようやく常北太田に戻り自転車を返したら、あとは全線走破するだけです。
前述のように、15:20発の鮎川行きに乗っていきます。

でも、なんだか思ったよりも人が少ないような気が…。
なんとなく、ガードマンも暇しているような…?
こっちが走っていれば、サマになったのに…
もっとも、日立電鉄の車両自体は、もと営団地下鉄の車両しかいないので、
バリエーションという観点から見ると、つまらなかったりもします。
(早くに近代化に取り組んだ結果なんですけどね…)

そんな中で異彩を放っているのが、←の車両です。
以前の旧塗装を復刻しているのですが、
この日は運行されていませんでした。
(この日聞いたウワサでは、最終日にも走らせる予定が無かったとか)
ローアングルから激写っ!
←の写真は、別に立入り禁止箇所から撮ったわけではありません(笑)。
この駅は昔ながらのつくりで、改札口から隣のホームへ渡るのに
跨線橋なんてものはなく、線路を横断して隣のホームへ行くという、
ある意味バリアフリー化が進んだつくりになっています。

で、その隣のホームへの通路から撮った写真です。
廃止まで残り1週間というこの日、
客層としては思い出乗車組(自分も含む)が大半を占めていました。

15:20発ということで、学校があればちょうど下校時のラッシュと
ぶつかったりするのでしょうが、この日は終了式の日ということもあり、
車内は閑散としていました。
扇風機がホコリまみれなのは、ご愛嬌!?
で、この日立電鉄の車両は、全部の車両がもと営団地下鉄銀座線の
車両ということで、車内にはその証といえるものがいくつか。

それが、←の写真の「S」マークと予備灯になります。
「S」マークはいわずと知れた営団地下鉄のロゴ、
予備灯は銀座線での集電区分切り替え時に
室内灯が消えるために設置されたものです。

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