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ありす:
「鍾乳洞の中はヒンヤリとして涼しいのですが、外に出るとさすがに暑い
ですね。せっかくですから、龍ちゃんが描かれている牛乳を飲んで喉を潤
しましょう」
「あと、近くの名水を使った缶コーヒーもあるので、そちらも併せて買い
ましょう!」 |
 | というわけで、今度はバスに乗って三陸鉄道の小本駅へ向かいます。
岩泉駅へ行っても夕方まで列車が来ないので、当然と言えば当然のことです。
以前、この路線はJRバスの路線でしたが、
いつの間にか岩泉運輸という地元の会社に移管されています。
龍泉洞のバスターミナルを見ると、その昔、
JRバスが多く出ていた頃の名残がうかがえます。 |
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ありす:
「龍泉洞から約25分で小本駅に到着です。ここから海のほうへ向かって20分ほど歩くと温泉があるので、疲れを癒すにはもってこいの場所です」
「それでは、列車を1本落として、その温泉に行ってみましょう!」 |
 | …と、小本温泉に浸かって疲れを癒し、
三陸鉄道に乗って宮古に向かいます。
来た列車は2両編成で、後ろの車両はお座敷車両でしたが、
後ろの車両は回送扱いなので乗車することは出来ません。
先頭車しかお客さんは乗れませんが、
その先頭車に乗っているのもまばらなのでした。 |
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ありす:
「小本から約30分で振り出しの宮古に戻ってきました。北リアス線の始
発駅なのでちゃんと駅員さんも居ますし、売店では色々なグッズや“三鉄
赤字せんべい”という、今の状況を逆手に取ったお菓子も売っています」 |
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ありす:
「この車両は“さんりく しおかぜ”号といって、お座敷車両です。普段乗れる機会は少ないですが、シーズンになると誰でも乗れる列車として走ることもあるんですよ」 |