 | さて、翌朝はちょっと早起きして、6時30分前に宮古駅に向かいます。
なんせ朝の岩泉線の列車に乗るには、
宮古駅を6時35分に出る列車に乗らなければなりません。
この日も天気が良くて、絶好の旅行日和となりそうです。 |
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ありす:
「おはようございます。今日は朝の岩泉線に乗りに行きましょう!朝早い
せいか、まだ人も少ないですね」 |
 | 宮古駅から20分ほどで茂市駅に到着です。ちょうどこの時間になると、
「駅長さん」が乗ってきた川内行と川内から来た宮古行が交換し、
岩泉線のホームには岩泉行が発車待ちをしているという状態になります。
川内行きが2両、宮古行が3両、岩泉行が1両編成なので、
この当時13両ほどいたキハ52の約半数が
ここに終結していたことになります。 |
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ありす:
「茂市7時1分発の岩泉行きは、茂市を発車した時点ではガラガラですが、岩手大川に着くと岩泉にある学校に向かう学生さんたちで結構賑わいます」
「岩泉に着くと、折返しは宮古行になるのですが、今日は団体さんが乗り込んできました。普段は余りお客様が乗らないのですが、久々に満員御礼になりました」 |
 | ありす:
「岩泉駅から歩くこと約40分で龍泉洞に着きました。実はさっき乗って
きた岩泉行きから龍泉洞行のバスに接続しているのですが、「駅長さん」
が写真を撮っていたのでバスに間に合わず、やむを得ず歩いてきたという
わけです」 |
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ありす:
「洞窟の中は、とてもヒンヤリしています。40分歩いてきた体には気持ちいいヒンヤリ感です。ずっと奥にある第3地底湖は水深98mあり、かなり深いところまで見下ろせる透明度を誇っています。この透明度もそうですが、この湖の青色がとても神秘的な雰囲気を醸し出しています」 |
 | というわけで、ありすさんに龍泉洞の説明をしていただきました。
…とはいえ、洞窟という暗がりの中、ああいう写真を撮るのは一苦労ですよ。
でも、この青さはとても神秘的です。
やはり交通の不便さも、この神秘性に一役買っているのかしら? |