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≪第2日目・3月19日*前編*≫
| ふっと目が覚めたら、あっという間の朝食タイム。 日本時間はもう朝9:45. そっかあ。みんな今ごろ会社で仕事してるのかあ・・・(ちょっと優越感。でもおしりも腰も痛い) お、何だかとっても心そそられる匂いが・・・ さっそく朝ご飯! でも、うしろから配られてるせいで、30分経っても届くのは匂いだけ・・・(涙) ただ座って寝てるだけなのにちゃんとお腹が空くから不思議なんだよね
さてさて、夕食のときに飲んだ紅茶がとっても薄かったので、今回はコーヒーを頼んだ。 これがまたまずいまずい。(AF関係者の方、いらしたらごめんなさい) これはコーヒーという名の何か違うものなのではないだろうか・・・ ごはんはおいしくなくって、しかもビデオが壊れてるからかなり悲惨な状況なんだけど、スチュワーデスさんがほがらかでとっても優しいから何か気分は悪くない。 フランソワーズはいっしょうけんめい映らないビデオの調整をしてくれるしね。 (壊れてるの承知で乗ってるから気にしなくていいのに〜) おっ! おふらんすの夜景が見えてきた! |
| ついにパリ到着! といっても午前4:30。 乗り継ぎのお客さんは空港でひとやすみ。 なんと今回はCクラス以上用のラウンジで6:00まで休ませてくれるらしい。 前はカフェでお茶&ビスケットサービスだったけど、こりゃかなりのグレードアップ♪ 「わぁ〜〜、ふっかふっかのソファーじゃん!」 入り口でしっかり搭乗券チェックをして中に入るとそこはとっても豪華な雰囲気。 まるでどっかの高級ホテルのロビーみたいだ。
真ん中部分にでんっとそびえるカウンター。 ビスケットやクッキー、1lのevianボトル、ココアに紅茶…コーヒーメーカーは飛行機のと同じものすごい音がする。 下の冷蔵庫の中にはいろんなジュースがたくさん! 「ラッキー♪」と思ったけど、扉が開かない。 ・・・・・・・実はこれはサービス外。見えるだけになんだかつらいぜ。 それとカウンターにずらっと並んでいるガラスのコップは使用不可。 チープな紙コップがわたしら用さ。 それでも飲み放題だもん。贅沢だぁ〜。 しかし困ったことにここはトイレが一個しかない! 気づいたら団体客(つまりおじじおばばがたくさんなのでトイレが近い)がうじゃうじゃでトイレが空く暇がない。 しかたないので外のトイレまでぶらぶら〜。 この空港のトイレ。 さすがというか当然というか私が座ると足がぶらんぶら〜ん。(そりゃ私の足は短いよっ。ぷんぷんっ) 洗面所の水は自動なのになぜかいつまでも流れつづける・・・・心配で立ち去れない私たち3人であった。 |
| パリ→バルセロナ便はターミナル移動が必要。 (そういや昔、ターミナルを間違えて走ったことがあったっけ・・・・) 居心地バツグンのラウンジを出て、バスに乗って向かうはターミナルF。 お子様珍道中の私達のために、乗り場のお兄ちゃんが運転手に「こいつらFだよ」って声をかけてくれた。 しかし、バスではしっかり日本語の案内テープが・・・びっくり! ターミナルFは新しくって気持ちいい。 なんか超近代的で空港って感じがしないぞ。 何だかディズニーランドのスペースマウンテンの乗り場にいるみたいな気分だ。 バルセロナ行きの飛行機は案外おっきい。 シートもちょっと広めな感じでうれしい。これは外人向けサイズだから?それとも気のせいかな? おっ、日本人の団体客がいない。めずらしいなあ・・・ めちゃめちゃ背の高いスチュワードさんが一人。なんか人のよさそうな気のいいあんちゃんって感じ。
あまりに背が高くって荷物棚の中に顔が入っちゃいそう。 スチュワーデスさんはちょっとエキゾチックな顔立ち。 てきぱきとしていて頼り甲斐のあるしっかりしたおねえさん(よりちょっと年齢が高めか?)。
さあ、離陸だ! 機内放送は英語とスペイン語。(当たり前か) ろくに英語も理解できないくせになぜか「Breakfast」という言葉は聞き逃さない私たち。 「おっ、いきなし朝ご飯みたいだよ」」(←すでにお腹が空いている) いっしゅん見えた朝ご飯はけっこうおいしそうだったから楽しみ♪ とりあえずおしぼりが配られる。 これがけっこうくさい。(消毒の匂い????) それからあっという間に朝ご飯だ!(本日2度目!)
コーヒーに再チャレンジ。 ん、さっきよりはおいしいぞ。 にしても成田をでてから18時間。 食べて座って食べて座って・・・・それしかしてない私たち。(養殖場のこぶた3匹?) しっかりごはんを食べたら何だか眠くなってきたけど、もうあと30分くらいで到着だ。 バルセロナの気温は10℃。 こりゃけっこう寒いなあ。 それにしてもさっきから気になってしかたないのが斜め前のおじさんの足元に置いてある“ポリバケツ”。
エリートビジネスマンって雰囲気のかっちりスーツのおじさん(30代後半とみた)の足元にいかにも大事そうに置いてあるのだ。 なにが入ってるのか、青いバケツの中身はうっすらと茶色。 「甲子園の土?」 「キムチ?」 謎は深まるばかり・・・ |
| 何事もなく私たちも飛行機もそしてポリバケツもバルセロナに到着だ! なかなか出てこない荷物をじっと待つ。 これがどきどきするんだよね。 とくに経由便はちゃんと荷物が乗り換えしてくれてるか心配。 (友達でとんでもないところに荷物が旅に出てしまった例あり) でも3人分まとめて、ちゃ〜んと出てきたからひと安心。 空港から動く歩道に乗って駅へ向かう。 「あ、バケツ・・・」 目の前に立っているのは例のおじさんとバケツだ! もう目が離せない私たち。 しかしやはり中身は謎だ。 サンツ駅までは310pts。 チケットを買っているうちにバケツおじさんの姿は消えていた。 う〜〜〜、気になる〜〜〜〜
列車に乗って、ほっとひと息。 でも今日はこれから一気にバレンシアまで移動だ。 果たして列車のチケットは取れるのだろうか・・・・ |
| 車内には日本の電車にあるような電光表示があって次の駅や気温がわかるようになっている。 こりゃありがたいぞ。 途中の駅はベンチや柱が赤や朱に統一されていて、とってもかわいらしい雰囲気。 いやがおうにも気分が盛り上がってくるぞ。 途中の駅からじゃりんこ集団が乗ってきた。 ぞろぞろぞろぞろ遠足か? しかしあやしい東洋人の隣に座る勇気のあるヤツはいない。 とそこへスーツ姿のおじさんが。 じゃりんこ集団の先生かと思ったらこれが検札だった。 そしてサンツ駅までたどり着いた私たち。 さっそくバレンシア行きのチケットを買おうとチケット売り場へ・・・ 「バレンシアまで3人分!」 「う〜ん。次も、次の次も売り切れだなあ・・・」 げげげっ。どうしよう。 思わず言葉を失う私たちにおじさんが助け船。 「14時発の一等車ならとれるよ」 ふぅ〜、よかったぁ。この際一等車でもOKだよ。 やっぱり火祭りの最終日だから混んでるなあ・・・・しかしチケットとれてよかったよ・・・ でも14時まであと4時間。 どうしよう・・・このままここにいるのも何だし・・・ 「よしっ!サグラダ・ファミリアを見に行こう!」 というわけで寄り道決定。 さっそく荷物を預けにロッカールームへGO。 |
| いきなし地下鉄のチケットを買い間違える。10回券を買っちゃったよ(795pts) チケット売り場(窓口)で買ったらいきなしぽんっとそれを出されちゃったのだ。 (スペイン語で「これでいいのか?」とか言われてたらしい。気づかなかった) 買ってから気づいて変えてもらおうとしたけど受け付けてくれなかった(涙) このチケット、マドリッドじゃ使えないよなあ・・・
なんだかんだとあたふたしながらSAGRADA FAMILIA(9:30〜18:45 1人800pts)までやってきた。 けっこう人がいっぱい。 チケット売り場は行列が出来てる。 天気がよくって気持ちいいぞ。 よしっ。上まで登ろう! (といいつつ体力の限界を意識して200pts払ってエレベータで途中まで利用することに決定。情けなか〜) エレベータに並んでるのはなぜか日本人ばかり。 うむ・・・これが国民性か? ちなみにエレベータでお金拾っちゃったよ。らっき〜。こりゃ幸先いいな。 お〜、風が気持ちいいぞ。 工事の様子もしっかりのぞける。 あっ、鐘が! ・・・と思ったら何とテープの音ではないか。(ちょっぴりがっかり) 帰りこそは、と階段を利用。 この階段、円を描くような形のものなんだけど、途中から内側部分の壁も手すりもなく覗き込めるようになっていて(いわゆるふきぬけ状態という感じ)かなりこわい。 しかも狭いから下から上がってくる人とすれちがうときなんか落ちちゃうんじゃないかとどきどき。 下に降りて、しばらく入り口でぼぉ〜。
正面入り口の柱のカメがかわいくて気に入ってしまった。 左右で顔がぜんぜんちがう。 狛犬ならぬ狛カメって感じ? そういえば売店に日本語の新聞が置いてあった。 どこの電話会社が安いとかイベント情報とかがいろいろ書いてあってなかなか役に立ちそうだった。 (が、寄り道だけの私たちにはあんまし関係ないけど) にしてもここは本当に気持ちいいなあ。 そういえば前にきたときには入り口のところで横になって昼寝したっけ。 (そしたら日本人観光客に「やだ、あれ日本人じゃない?」っていわれたよなあ・・・) |
| なにか食べよう! と、サグラダ・ファミリアが正面に見えるオープンカフェでごはん! ほんとはパエージャが食べたかったけど、すっごく時間がかかるということなのであきらめる。 けーこさんは「ピーニャ、ピーニャ」と大騒ぎ。 どうやら彼女はパイナップルジュースが好きらしい。
天気はいいし、ソーセージはおいしいし、なんかとってもいい気分。 となりでおじさん軍団が乾杯してるぞ。 ん? 私たちの食べてるものが気になるらしい。 指さして何か言ってるぞ。 「おじさ〜ん、これおいしいよ〜」声かけたらめっちゃウケてた。 ごはんも食べて、満足した後再び駅へ。 予定よりずっと遅い電車になったので到着が遅れることをホテルへTELしておこう。 ・・・・と思ったが、これがまたなかなかかけ方がわからない。 何度も何度もひたすらチャレンジ。 どうやらまず75ptsを入れてから電話番号を回すらしい。が、どうもうまくいかない。 散々チャレンジしてやっとこさ通じたときの感激といったら。。。 よかったよぉ〜 |
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