このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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(07.06.21)
県内には地域ごとに地頭鶏を生産している農家が組織する協議会がある。
今年の飲んみろ会では「話を聞くだけでは・・・」ということで、地元都城の協議会の協力の下、今話題の地頭鶏料理が卓上に並べられる事となった。
まず、鶏刺し。適度の歯ごたえと鶏肉の甘みメロメロです。
これは地頭鶏のモモ焼き。
ちょっと焼いてから時間が経っていたのか、地頭鶏独特のジューシーさが足りなかった気がします。
でも、歯ごたえがあって、ウマーでした。
都城の地頭鶏協議会の皆さん。おいしい地頭鶏をありがとうございました(当日、協議会のメンバーも川野会長以下、数人が参加されておりました)。
私の目の前の席に座っていらっしゃった
西酒造
の有馬健晃取締役工場長。手には氏オススメの“吉兆宝山”を持って頂きました。
蔵のある日置の方のレギュラー焼酎事情について教えて頂きました。
恥ずかしながら、私。普段は地元の大衆銘柄ばかり飲んでおりますので、このような話は非常に勉強になります。
初めて“吉兆宝山”を頂きましたが、スパッと切れる甘み、芋の香ばしい香りが特徴の焼酎でした。 毎年楽しみにしている藤本さんのお母さんが造られた“豆腐”が運ばれてきた。
この豆腐、しっかりと弾力があって、そして大豆の甘さにあふれている。
醤油をかけるのがもったいないので、ネギだけ載っけて口の中に放り込んだ。
これに焼酎が合うのですよね。口の中が大豆の甘みでいっぱいなところに、“
日向 金の露
”のお湯割りでもって、我が幸福酎枢にとどめを刺す・・・。
その後、乾杯となる。
例年は蔵元の仕込水による乾杯であったと記憶しているのだが、今年は最初から焼酎でした。
私の目の前には西酒造の“万暦”が置いてあったのだが、これをコップに注いで、乾杯している猛者もいるし・・・。
今年は
宮崎県畜産試験場
川南支場の養鶏科より長瀬技師を招き、『みやざき地頭鶏について』という講演。
地頭鶏を取り巻く歴史的な経緯、ブランド創出のための品種改良、そしてその品種的な特性、JAS規格における「地鶏」との比較・・・。
昨今、みやざき地頭鶏に関するメディアを見ておりますと、そういった基本的な情報が無いままブランドだけが一人歩きしている様にも思えましたので、パワーポイントによる視覚的な情報提示と、一般向けにかみ砕かれた説明というのが非常にありがたかった。 その後、講演という流れになるのですが、今年は全国的に東国原旋風が吹き荒れております。
その追い風によってマンゴーや日向夏といった宮崎ブランドがもてはやされるようになりましたが、その中でも出世頭が“
みやざき地頭鶏
”。1月2月の高病原性鳥インフルエンザも何のその・・・てな状況は皆様のご存知の通り。
その後、会に今回参加される蔵元の皆さんの紹介。
以下、参加された蔵元の一覧です。
・沖縄県:宮里酒造所
・鹿児島県:
大海酒造
、
西酒造
・宮崎県:
柳田酒造
、藤本本店、
黒木本店
、川越酒造場、渡邊酒造場、
古澤醸造
、小玉醸造、松露酒造、岩倉酒造場
毎年思うのであるが、豪華な面々ですよね。参加人数200名の中に、今からこれら皆さんが入り込んでいくのであるが、こうして一同が並ばれると、いやはや壮観に思えます。 「人の前でしゃべるのは苦手なのですが・・・。」とあいさつをされるさいしょさん。
この“飲んみろ会”も10年(いや、それ以上だったかな?)の回数を重ねているそうだが、回数を重ねるうちに、当時若かった蔵元の顔にだんだんと自信が浮かぶようになった・・・とのこと。
その言葉が印象的だった。
受付時、参加者を出迎える蔵元の“よかおとこ”の面々。談笑中の所を撮影させて頂きました。
中央には“春雨”の宮里さん。両脇に小玉醸造、川越酒造場の方々の笑顔が物語っておりますが、本当に良か間柄なのでしょうね。
そうこうしているうちに、開始時間午後6時半になる。いそいそと、撮影の事を考えて、ステージの真っ正面に陣取った私なのです。
宮崎県人はやはりどこかのんびりしている・・・と申しますか、開始時間を少々過ぎての開会となった。
6月も気がつけば下旬。ぼちぼち1年も折り返し・・・ってな世の中の様子が街並みや人の動きに感じられる時候となった。
昨年
も申し上げたが、都城盆地には夏を告げる“焼酎のイベント”がある。
そう!!西都城駅前にどでん!!とお店を構えていらっしゃる“
さいしょ酒店
”さんの『故郷の味「本格焼酎」蔵元さんと飲んみろ会”なのでございます。
本年の開催は6月19日。参加人数はざっと200人といったところであったから、心の底からすごいすごい・・・などと感服してしまうのだった。
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