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このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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11月の半ば、ヒマだったので“宮崎焼酎おーそりてぃ”
石原けんじ大佐先生
に電話をかけてみたのだった。
goida:「大佐先生。なんか面白いことないでありましょうや?」
けんじ大佐:「ごいちゃんも平日の昼間からヒマそうやねぇ・・・。実はさぁ、
最近あちこちのサイトで名前を見かけるようになったYouさんって
言う人がいるんやけど知ってる?」
goida:「う〜ん・・・。・・・あっ!知ってます。よく銘柄の感想なんかを報告され
ている方ですよね。」
けんじ大佐:「じゃっつよ。そのYouさんって人がね12月の頭に宮崎に何人か
飲み仲間を連れて来るらしいちゃけどさあ、12月4日と5日やけ
ど。goiちゃん来られる?」
goida:「よかですけど、あ・・・。新田原基地の航空祭だ。」
けんじ大佐:「う〜ん、無理なら良いよ。」
goida:「いえいえ、夜だけでもいきま〜す。」
まあ、そんなこんなで当日(12月4日)を迎えたのであった。大佐先生から蔵元めぐりをお誘いいただいたのだが、東郷町の富乃露酒造店の
初蔵出し
を見ておきたかったので丁重にお断りした。 19時頃、会場みょうが屋へ着。wifeからの「パパはおいしいモンたくさん食べられていいですねぇ・・・。」なんていう精神攻撃を受けつつ店の戸を開けた。
店では既に大佐先生と“日向美女”はなさんがお待ちであった。越中からの使者はホテルのチェックインの後に合流のようだ。
今日初蔵出しを迎えた前述の東郷町の蔵の“日向あくがれ”を持参したのであるが、越中組の到着までいきなり試飲会となってしまった。お湯割りが美味い、いや生だ・・・と好き勝手なことを言っておりましたが、いやはやおいしい焼酎ですなぁ〜。
そうやってまとまり無く宮崎組の面々が騒いでいたところに越中組が到着する。
今回、宮崎入りをされた越中の焼酎愛飲家グループ。その名も“芋づるの会”であります。男性5名、女性1名の6名であったが、この他にもメンバーはいらっしゃるのだろうか。
向かって奥が会のとりまとめをされるYouさん。最近大学に復学されたそうだ。THE 向上心。そしてその右側にはYou さんの奥様が座られている。
越中のメンバーは“若い!!”の一言である。某市役所のTTさん、居酒屋のマスター、その居酒屋のスタッフであるいっちゃんさん、そしてこの画像の火消しのタケさんと、私と同じ年代ばかりであったのだ。
非常に細やかな方ばかりで、焼酎作り(宮崎ではロックやお湯割りをつくること)を積極的にされていた。そんなことは私らに任せておけば良いんだから・・・。
「カメラを持っているんだったらこれを撮ってよ。」
みょうが屋の女将さんが真っ赤な花がさされた花瓶を持っておっしゃった。小さくてきれいな真っ赤な花が枝にたくさんついていたのだが、名前を聞いたところ“クリスマス・ブッシュ”というらしかった。
そのようなやりとりの横を、大佐先生は焼酎の一升瓶をもってうろうろしていた。そして“暁”、“
無濾過 旭萬年’03
”、“
日向 金の露
(原酒)”、球磨焼酎の直燗などの爆撃を越中勢に加えていく。そのたびに「お前もこれ飲んでみ?」とコップやグラスや猪口が飛び交うのであった。 その中に大佐が知人より戴いたという島根県の粕取り焼酎があった。益田市の(株)桑原酒造場の“やまと鶴”という銘柄である。ラベルのバックは伯耆大山かそれとも石見富士か・・・。
味はと言えば藁半紙を思わせる“粕取り”そのもの。うまかったぁ・・・。粕取り焼酎は他にも“
富源
”を飲んだ。 和牛を食いまくって、焼酎をしこたま飲んだのでした。
ん?皆さん、どうしたのですかぁ?一方向を見つめて・・・。
おっと、渡邊酒造場の渡邊幸一朗専務が来られたのですね。
専務は友人の結婚式に出席されていたとのことで、遅れての参戦となったのでした。
芸能人を間近で見た・・・といった感じであろうか。皆さん、目を輝かせていらっしゃったが、そのお気持ちわかります。
なお、田野町の渡邊酒造場へは翌日(12月5日に伺う予定だとか)。
このあと、大佐先生の飲み友達であるOさんも遅れて登場。
はなさん(左下)はといえば、カウンターの方でみょうが屋の常連さん、マスターとくつろいでいらした。我々のように下品に騒いだりはしない。大人の女性なのである。
当日はありがたいことにはなさんから寸志を戴いた。にゃんと、“森伊蔵 極上の一滴”である。
市場価格5万円という定価の10倍の値が付けられた生きた伝説を持つ焼酎である。飲むのも初めてであるが、近くで見る、瓶を持つのも初めてだ。少し生で戴いたが、定価なら購入するのも悪くない焼酎であった。
大佐先生は「やばい!これ美味すぎるぅぅぅぅ・・・。」と恍惚の眼差しで天上を見上げていた。後日、この行動も“
九州焼酎芸能ニュース
”にすっぱ抜かれるのだから、大佐先生も難儀な物だ(爆)。
はなさん、ありがとうございました。 コースの最後を飾るにんにく焼きめしをたいらげる・・・。鰹節の風味とにんにくの香味、肉の旨みが絶妙に絡み合う一品であるが、これを食べないとみょうが屋に来た気がしない。
席を見渡してみたが、どこそこで輪が出来て焼酎談義に花が咲いていた。横を見ると・・・よほど宮崎焼酎を堪能されたのだろう。居酒屋のマスター氏が夢の中への旅の最中。
そのようなお姿を拝見いたしまして、ここまで宮崎焼酎を愛してくれたのね・・・と目頭が熱くなったのであった。
ここでTime Up。
私は翌朝の新田原基地航空祭突撃を控えていたので、結婚式の2次会に行かれるという幸一朗専務とともに店を出たのであった。翌日、基地滑走路でそれぞれのホームベースへ帰投する外来機を待っていた最中に、「あの後うどんを食べたよ。」なんて大佐先生からの電話を戴いたのであるが、どのような胃袋をしているのか・・・。宮崎の夜で腹一杯になられたようで何よりでした。
また、宮崎へいらっしゃってくださいねぇ。
(04.12.07)
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