このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
Ver.'06
(有)渡邊酒造場 宮崎県宮崎市田野町
(2007.02.09)
実は、この季節限定焼酎。自分で購入するのは久しぶりです(自爆)。しかも、昨年末に手に入れておきながら、紹介するのは今になってしまいました。
・・・だってさ、非常に忙しかったのですもの。
それにしても、急な年内の販売であったから、おじさんは錬金術に苦心しました。頑張りました。あらぬ限りの努力をいたしまして購入に至ったのです。そう“いものちから”は偉大なりけり。
と言うわけでして、いつの間にか、2月です。私の周囲も通常営業とはいかないようですが、段々と静かになってきておりますし、いい加減に紹介しないと旬を通り過ぎてしまうというものです。
さて、この銘柄を購入するのは3回目になります(前回は
コレ
と
コレ
)。何度も同じ銘柄のレビューを書くことに抵抗を示されるお方もいらっしゃるでしょうが、その年の新酒と言うことで「毎年味が変わる」ってな、この酒の持つ性格という物がありますし、やっぱりおいしいお酒はおいしい。ですので、勘弁してくださいね。
自家産の黄金千貫に黒麹の組み合わせというのは、“
黒麹萬年
”でお馴染みであるはず。だが、無濾過のやつは当然というか味が濃い。封を切るや立ち上る香り、口の中に広がっていく甘く膨らんでいくような感覚。酔っぱらいのおじさんはこれだけでも参ってしまいます。
それにしてもだ、1年目、2年目の味わいというのは当時のレビューを読み返してみてもなかなか思い出せないでいるのでなんとも情けない。人間、記憶が薄れていってしまうのは仕方がないかな・・・ともちょっぴり思ったのだが、これまでの軌跡というものをちゃんと覚えている人もおられるので、これは反省するしかない。
そうはといっても、今年のものはよりインパクトが増したように覚えるのだ。独特の風味が余計に味覚に訴えるというか、まろやかな中にも一本芯を感じるのですにゃ。暖かくお湯割りを作ってやると、ぼわわわぁぁぁ・・・んと香りが沸き立って参りますよ。
調子に乗って盃を重ねておったのですが、お湯割りでばっかりのンでいますと急激に申し訳なく思えて参りました。こういう時は当然と申しますか、黒千代香を取り出して直燗にチャレンジです。
結果、うますぎてうま死にました。
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