このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

白霧島
(20度)


霧島酒造(株) 宮崎県都城市

(2015.12.27)

「どしっと、ほわんと」というキャッチフレーズとともに発売されてからしばらく経ちましたね。

イメージキャラクターに白鳳関を採用するなど、蔵元のこの銘柄にかける思いがばしばし伝わってくるのですが、発売から半年以上が経過し、おかげ様で、もう見慣れてしまった感があります。

「リニューアル」に伴い、実際にどこが変わったのか。

外観について、以前の 霧島 と比較してみると、1升瓶では、肩のラベルに白麹仕込みであることを現す「白」の文字が入ること、ラベルの印刷の具合(テカテカになったかな)にまず気がつきます。これが5合瓶となると、この項のtop画像の様に、“霧島”の文字の上に「白」が乗っかかっておりまして、同社の「 黒霧島 」、「 赤霧島 」と並べた時に、これら銘柄との「統一感」を感じるデザインになっています。さすが、「リニューアル」ですがね。そうったこともあって無くってか、地元宮崎では全国区となって久しい黒麹仕込みの“黒霧島(通称「くろきり」)”に対し、「しろきり」といった呼称が私の周囲を観察する限りではしっかりと定着しています。

ただ、私の様なある種のマニアからしてみれば、白と言えば、いまは過去帳入りしている米焼酎のことをまずは連想してしまいます。同社の白麹仕込みの甘藷焼酎はあくまで“霧島”じゃないか・・・と。とは言え、町で注文する時には「“霧島”!!」みたいなコールの仕方はせず、「白をお願いします。」などと普通に口にしておりますので、一貫性はありません。・・・ん?他の焼酎マニアの方に失礼だって?私もそう思います。

そういえば、リニューアル直前には宮崎市内の飲み屋さんなどに5合瓶のサンプルが配布された様で、「霧島なんだけれど、見慣れない」瓶に関心を示される方は多かった様です。私もその中に含まれますが、ニシタチのスナックで飲ませていただいたサンプルを飲んだときに思わず口に出たのは、「何コレ、辛い。昔の焼酎みたい。」でした。その後、正式に発売となった直後に改めて購入してみましたが、お湯割で飲んだ時に甘藷の香り、甘さがしっかりと感じられ、リニューアル前の銘柄よりも好感触を覚えたのでした。
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