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119系・近郊型電車80系電車の老朽が著しく置き換えが緊急課題となっていた1982(昭和57)年12月から 翌年6月にかけて新たに製造されたのが119系・近郊型電車です。 119系の基本は2両編成で3両または4両編成になる場合があり、柔軟な編成が可能です。 あと、飯田線南部・飯田地区では1両運転もなされています。 119系とは、JR側にとって使い易い車両だと思います。 当初の車体塗装は青色に灰色のラインが入ったもものでしたが、 1986(昭和61)年11月の改正で 静岡地区輸送改善のため新設された「するがシャトル」への転属が決まり、 8両が静岡区へ転出し冷房化と共に「するがシャトル」専用塗装が施されました。 この「するがシャトル」の塗装は、案外難しく、模型ファンにはつらいと思います。 僕の場合は完成品を買ってしまうので、関係ないですけど・・・ (笑) 静岡区転出より、飯田線専門に地味な仕事をしていた119系が 東海道本線という日本を代表する幹線での華々しい仕事をする事になり、 119系も嬉しかったでしょう。 国鉄分割民営化後、全国的の行なわれたのがJR各社の専用塗装化で飯田線も白地のオレンジと グリーンのラインの新塗装の塗り変えが進められ、 1989(平成元)年3月改正で「するがシャトル」の運用から119系が外され 豊橋区へ集結時には旧飯田線色、東海色、するが色の3種類の車両が混在しました。 しかし、残念ながら、僕が物心がついた頃には全車東海色になっていたと思います。 残念です (泣) 超個人的な意見なのですが、現在のような東海色だけではなく、 旧飯田色やするが色などバリエーションがあっても良いと思います。 でも、たぶん莫大な費用がかかるんでしょうね。 伊那松島運輸区にて 同年より工場入場時にはJR東海色化と冷房化が強力に進められました また、119系をMc+Mcを基本とする事で捻出されたMcのクモハ119系9両が 1988年(昭和63)年に単行運転可能な両運転台化(100番台)され現在に至っています。 両運転台化改造履歴
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