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鉄道模型のページ
<当会の鉄道模型>
当会所有の鉄道模型は、英国型OOゲージ(ダブルオー、1 : 76/1 ft = 4 mm、16.5 mmゲージ、DC 12V 2線式、とわざわざ注釈が必要な程度の認知度)のみです。
以前は日本型16番を中心にやっていましたが、その後一時中断、1992年の再開後は英国型一本に絞りました。理由は「英国4大私鉄時代の再現」に全力集中するためです。ちなみに英国4大私鉄 (The Big Four) とは、GWRグレート・ウェスタン鉄道、SRサザン鉄道、LMSロンドン・ミッドランド・アンド・スコティシュ鉄道、LNERロンドン・アンド・ノースイースタン鉄道で、時期的には1923-47年、蒸機の技術的全盛期とほぼ重なります。
走らせ方は、「隠れ飛ばし屋」と評される方もおられますが、別に隠れているつもりはないので、「世に隠れなき飛ばし屋」ということになります。「レギュレーターを握ると人が変わる」部類と思っていただいた方がよいかもしれません。
こういう仕儀ですから、個人的な好みを言わせてもらえば、たとえ仮設でも大きなレイアウトが望ましく、欲を言えば両端の折り返し曲線が見えないほど直線部分の長いダンベル形の複線エンドレスが欲しいものです(目の前は真っ直ぐに伸びた複々線と閉塞専用のシグナルボックスのみ、といった英国の田舎のイメージ)。
Up "SILVER JUBILEE" hauled by "Silver Link" No.2509. (T. Hepburn)
また車両も、ディテールの甘さには若干目をつぶり、連続高速走行の耐久性を備えたHornby製が主体となるのはやむを得ないでしょう。機種もメジャーなところは同社があらかた抑えてますので。ただし、ディテールは甘くともプロポーションには厳しく対処しているつもりです。なお、当会所有の蒸機はほとんど先・従輪をスケール通りのもの(Romford製または日本製)に取り替え済みで、これだけでもかなり見違えてきます。同社製蒸機をお持ちの方は是非お試しください。(最近の同社製品はスケール度もアップしたため、ほとんど加工不要となりました。会長の苦労は何だったのでしょうか。)
余談ですが、1 : 76/1 ft = 4mmという縮尺は、
・ 標準期間の割に小さい(日本国鉄在来線よりも車両限界の小さい)実物の模型化に有利
・ 1 ft (12 in) = 4 mmは 3 in = 1 mmとなり、計算が容易で自作に便利
の双方に利点があるものと考えられます。
当会の所有車両
(過去最大両数時点のもの ↓)
Rallway | Steam Locomotive | Diesel Rail Car | Coach | Bogie Van/Wagon | 6-wheel Van/Wagon | 4-wheel Van/Wagon |
GWR | 12 | 1 | 26 | 7 | 0 | 21 |
SR | 10 | 0 | 4 | 2 | 0 | 5 |
LMS | 25 | 0 | 33 | 3 | 2 | 15 |
LNER | 15 | 0 | 13 | 0 | 0 | 17 |
Private | 0 | 0 | 10 | 1 | 7 | 34 |
(経営改善のため、形式整理後の現有勢力 ↓)
Rallway | Steam Locomotive | Diesel Rail Car | Coach | Bogie Van/Wagon | 6-wheel Van/Wagon | 4-wheel Van/Wagon |
GWR | 4 | 0 | 20 | 5 | 0 | 9 |
SR | 7 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
LMS | 16 | 0 | 23 | 3 | 0 | 13 |
LNER | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 14 |
Private | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 30 |
うーん、やっぱり会長はLMSが好きみたいですね(笑)
他社に移籍したものも、当会在籍時はそれなりに手をかけましたので、移籍先でも元気に愛用されることを祈ります。
「英国4大私鉄時代の再現」は機関車だけでなく、一編成丸ごとの再現を目指していますので、客貨車の両数が多くなっています。パシフィックやヘビー・テンホイラーなどの大型急客機には、ボギー客車10両以上の長大編成を牽かせてやりたいものです。
既製品 (RTR - Ready To Run) の組合わせで一応それらしく見える編成例を下記の別表でご紹介します。
(各社とも設計変更や金型更新などで品番が変化しています。詳しくは
専門店
にご照会願います。)
編成例<GWR>
編成例<SR>
編成例<LMS>
編成例<LNER>
英国の蒸気機関車のページ
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