このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
2日目
ホテルのバイキングの朝食を済ませると出発。 今日はレンタカーでの行動予定。したがって寒 ければ車に避難できるというお気楽パターン。 (笑) しかしながら、問題はずっと続く圧雪アイスの道 路である。念のために4WDの車を借りておいた。 レンタカーの営業所から道路に出るが、自分が 今までに経験した雪道以上に滑るという感じは ない。とにかく人生始まって以来の低温の中で の運転である。しかし、氷というのは溶け始めて いる状態が一番滑りやすいわけだから、そういう 意味では滑りにくいのかもしれない。それでも雪 道では「急」のつく動作は厳禁だ。アクセルもブ レーキも「じわっと」踏んだ。左の写真は旭川市 内の様子であり私が運転している車ではない。 (あしからず) | ||
今日の目的地はまず、あらかじめ地形図で調べ ておいた良さそうな場所、石北本線の「伊香牛」 〜「愛別」の間である。石北本線は比較的本数 も多く、非電化。さらに快速や特急も通るのでこ のあたりで午後ぐらいまで撮影しようかと思って いた。国道39号線も圧雪状態だが、直線の道 路なので走りやすい。それでも無理をせずにス ピードをおさえて走っているとたちまち地元車の 行列ができてしまう。追い越していく速度を見ると 70〜80キロ。夏とほとんど同じ速度で走ってい る。恐ろしいことだ。ずっと圧雪状態ならよいの だが、ところどころアイスバーン状態になってい る。それでも速度を落とさない地元の人は・・・勇 気がある(?) 国道を進んでいき、やがて「伊香牛駅」の小さな表 示を右折すると駅はすぐであった。ホームに出ると ちょうど下り列車が入線してくるところであった。 伊香牛駅 | ||
列車や駅を撮影した後、再び国道に出る。石狩川を 渡るために左に大きくカーブするところから小道に入る。 あらかじめ地形図で調べておいた通りだ。程なく踏切 を渡る。線路を左側に見ながら小道を進む。そして再び 踏切を渡る。ここが前もってポイントとしておいたところだ。 ほどよいカーブ。予想通りよい感じ。障害物も無い。しかし ながら、もっとよい場所があるかもしれないのでもう少し 進む。そしてすぐにまた踏切があった。ここもなかなか だ。結局、両方のポイントで撮ることに決めた。 | ||
1本目の列車は時間通りやってきたが、2本目は予定時 間を過ぎてもなかなか来ない。車のラジオで、札幌や小 樽が大雪で交通機関にも乱れが出ていることを放送して いた。おそらく、雪の影響で下り線に遅れが出ているの だろう。特急などが遅れれば、当然その乗り継ぎとなる 普通列車にも遅れが出る。 結局、20分以上遅れて列車はやってきた。天気予報で は「雪」となっていたが予想に反して朝から陽が出てい る。気温が低くても雪が降っていないというのは、撮影の 点ではずいぶん楽である。 | ||
しかし、午後になると徐々に雪が降り出した。レンズに雪 があたらないように注意しながら列車を待つ。午後2時過 ぎまでこのポイントで撮影したあと、最初の予定では留 萌本線を撮りに行こうかと思っていた。しかし、日本海側 の大雪と慣れない雪道の運転ではどう考えても夜遅くに なってしまう。国道を旭川方面に戻りながら、「まだ帰る には早いし。どうしたものか・・・」 と考えていた。コンビニに寄ろうとした時、ふと「比布」とい う道路案内標識板の字が目に入った。「昨日の宗谷本 線か・・・」と思った瞬間「塩狩駅の列車交換!!」が頭を よぎり、コンビニで食料を仕入れて、比布方面へ。 | ||
雪がかなり降ってきており、地図を見る余裕もないので 宗谷本線に沿うように進む。比布の市街地は家はあるが まばらな感じでいかにも「北海道の町」という感じだった。 そのうち、国道と合流し、気づいてみれば塩狩のひとつ 手前の蘭留。16:43の列車交換には楽に間に合う時間 だった。途中、塩狩峠のPAで少し休憩し昨日の塩狩駅へ と向かった。気温表示はマイナス15度。さすがに今日も 冷えてきた。 | ||
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