昭和４６年

７月〜１２月

１月〜４月

５月

５／２５

おおぞら号定時発車。天候よい。
ホームにて友人Ｋ堂君に結婚祝の電報発信。まず、一杯の味噌汁。５０円。

※春まだ浅い北海道。寒い冬から急に春の訪れ。桜も見える。線路端のタンポポが
見事。右手に大沼。そこに姿をなげかけている。駒ケ岳はまた見事。洞爺あたりでみる
昭和新山も一風変わっている。登別を後に室蘭、苫小牧を過ぎると一面、牧草地。
馬が群れ、その向こうに光ったら海が北海道ならではの感−でも、数年前に見た
北海道とはだいぶ変わってしまった。赤い瓦の円型サイロがみあたらなくなった代りに
モダンな都会風の建物が多くなってしまった。
北海道を訪れる人は悲しむだろう。

I井さんの知人より北海道のパンフレットをいただく。
ジリジリ照り付けるようであってその陽光はやわらかく、白樺、カラ松の芽が
まだ完全に伸びきっていないように先が丸まっている。

※三人の体調　−　一同元気。札幌にて家に電話で知らせる。早回り旅行もだいぶ
なれてきた。全て順調。このまま最後まで進んでくれ。
よく喰って、よくしゃべれる日がいく日続くか。

※知人、その他に出来るだけ手紙を書く。

※野辺地にてW君の実家より多分に差し入れあり、うまいご馳走にありつく。
とりあえず、体力は大丈夫。睡眠だけが問題だ。寝台は一つ使用せず、
荷物専用。常に２人が眠り、１人は起きている。その上、起き番は目覚まし時計を
ポケットに入れておく。

２１：１０〜２１：５３　　全員起　（盛岡下車２１：５３／２１：５５）
２２：００〜００：００　　Ｙ起、Ｗ・Ｙ寝る
００：１０〜００：１４　　全員起　（仙台下車）
００：１５〜０２：１５　　Ｍ起、Ｙ・Ｗ寝る
０２：１５〜０４：００　　Ｗ起、Ｙ・Ｍ寝る
０４：１０〜０４：１３　　全員起　（水戸下車）
０４：１４〜０５：３５　　全員寝る　（目覚まし）

ホームへ戻る

このページの
最初に戻る

前頁