このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

オランダで服を買う

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オランダで服を買う場合、当たり前と言えば当たり前なのですが、日本と比べていくつかのメリット・デメリットがあります。

<デメリット>

サイズが大きすぎる

どうもオランダ人の平均身長は国としては世界一高いそうで、女性の平均身長が170センチ、男性は180センチを超えているんですねー。だからこちらの洋服はとにかく大きい、袖が長い、ウエストが緩い、スカートやズボンの丈が長い…と、自分のサイズに合った洋服を探すのは一苦労です。しかも、同じオランダでも北部は特に背が高い人が多いらしく、フローニンゲンで私のサイズに合った洋服を探すのはなかなか大変です(私の身長は163センチです。オランダではとっても小さいです。日本では平均身長より高かったのに…)。ちなみに、表示されているサイズは同じなのに、モノによってはもんのすごくぶかぶかだったりちょっときついくらいだったり…と、サイズ表示もちょっとあてにならなかったりします(それから女性のブラは、日本のAカップはこちらではAAカップ、日本のBカップはAカップ、日本のCカップはBカップ…となるそうです)。

似たようなデザインしかない

これはほんとにどうしてなんでしょうね。どこに行っても同じようなデザイン・同じような色の服しか見つからないんです。まぁ、これは日本も同様かもしれませんが…。
この冬(1999−2000)は黒系統の色が流行っていたらしく、どのお店へ行っても黒か白かグレーの洋服しかなく、友人と「つまんなーい」と文句を言っていました。最近春物が入荷されたのでいくらか状況は改善されましたが…。

「ちょっといいもの」がなかなか見つからない

オランダにはいわゆる「高級品」がないんです。お値段が安いのは嬉しいんだけど、ちょっと高くてもいいから質のいいものが欲しい、と思ってもなかなかいいものが見つからないんです。アムステルダムやハーグあたりに行くとそれなりに高級なものを扱っているお店もある事はあるんですが、フローニンゲンにはありません。

<メリット>

安い

これは「高級品がない」の裏返しですね。洋服の値段は全体的に日本より若干安いんじゃないかな。はっきり言ってしまうと、オランダでは高級な服を着るような機会もないんですよね。市役所の職員さんもシャツにジーンズでお仕事してるくらいですし、結婚式に招待されたら、男性は一応ネクタイはする、女性もそれに準じた洋服を着る、という以上のマナーはないようです。ある意味では日本より気楽かもしれないですね。
こちらの洋服のお値段に慣れてしまったので、たまに日本へ帰ってデパートなんかに行ったりすると、売っている洋服の質の高さと値段の高さにめまいがしそうになるくらいです(^_^;)

試着し放題

小さいお店だとそうとも限らないんですが、デパートとかちょっと大きなお店だと、特に誰かに断る事もなく試着室へ入って試着をする事が出来ます(アムステルダムあたりのちょっと高級なデパートだとさすがに監視している人がいますが)。日本のように試着室から出てくると店員さんが待っていて「いかがですか?」としつこく聞いてくる…みたいな事もないので、結構気楽に試着できます。ので、私はデパートに行って「あ、これいいな、着てみたいな」という服を見つけると、買うつもりがなくても試着してみたりします。
ちなみに大抵の洋服には防犯タグがつけられているので、監視している人がいないから…といって万引きする事は出来ません、念のため。

簡単に返品・交換が出来る

これは洋服に限った事ではないのですが、オランダでは買ったものの返品が割と簡単に出来ます。レジやサービスコーナーへ買った商品とレシートを持っていって「これ返品したいんだけど」というと、特に理由も聞かずにお金を返してくれます。ただしレシートは必ず必要(お店によっては黙っているとレシートをくれない所もあるので注意が必要)、バーゲン品などは返品を受け付けてくれないこともあるので注意しましょう。

 

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