タイマーIC555を利用した回路[案]
自動往復運転の回路作成段階よりイメージを持っていた、IC555を利用した駅等での自動停止・発進回路を回路図に起こしてみました。
センサーを[自動往復運転回路の研究/その1]の
2.車両の検出
で利用した方法としました。(他の検知方法も現在研究中です)
まだ、アイデア段階で修正が必要な箇所があるかもしれませんので、その点はご注意下さい。
なお、この回路はエンドレス(周回)を想定しています。また、センサーが検知する度(この場合、周回毎に)停止と発進を繰り返す事になります。
仮に手前が+(パワーパック2端子側)の場合、車両(動力車)がセンサー2のギャップを越えた時にIC555のトリガーがセットされ、リレーが作動し、3への給電が停止される。そのため、3の区間で車両が停止する。
同時にIC555のタイマーが作動し、一定時間経過後、リレーが解除、3への給電が再開され、車両が発進する。
なお、センサー1は進行方向に対し、逆方向にあたるため、検知出来ない(作動しない)。
IC4017の分周回路を利用した回路[案]
上の回路では、周回毎に停止と発進を繰り返すだけですが、IC4017(10進カウンタ/デコーダIC)を利用し、周回数をカウントし、一定周回毎に停止・発進を行なう回路を考えてみました。
センサー部とタイマー回路の間に「ONE-Shot出力回路」と「カウント回路」を入れてみました。
「ONE-Shot出力回路」部では、センサー感知後、約1秒間のパルスを出力しています。パルス出力と言っても、単純にタイマー機能を利用し、短時間のON-OFFを出力し、「カウント回路」へ送っています。
「カウント回路」部では、「ONE-Shot出力回路」から送られたパルスをカウントし、今回の回路では5回カウントする毎に出力をタイマー回路へ送ります。
カウントする周回数を変更する場合は、接続するPINを[Q5/PIN-1]から変更します。仮に、3周毎であれば、接続するPINを[Q3/PIN-7]に変更すると良い。
参考にした
5 Times Around Circuit
では、AUTO-MANUAL切替えやMANUAL時の作動スイッチ等の機能があるが、現在の回路図には組み込んでいません。・・・何分まだ、回路図段階のみですから…(^^;
※IC4017に関する参考サイト:
・
ブレッドボードラジオ
…[TOP>デジタルICの実験>
10進カウンタ/デコーダIC 74HC4017
]
・
Model Railroad & Misc. Electronics
…[TOP>Automatic Operations Circuits>
5 Times Around Circuit
]