DD50、DF50、
DF200のページ
DD50
DD50 5,6:やっと手に入れたマイクロエース製
DD50の実物は、末期に米原の交直接続に使われていたことくらいしか知らず、
あまり興味の対象にはなっていなかったのですが・・・
OKIが所有するたマイクロエース製品を見てから、俄然欲しくなりました。
しかし市場には既にその姿はなく・・・
2005年になって、やっとネットオークションで中古品を手に入れることができたものです。
破綻のないディテール、見事な塗装、静かな走行性・・・
このあたりは最近のマイクロエース製品の特長ですね。
2両のうち片方はモーターを抜いたトレーラーなので、牽引力がちょっと弱いのと、
中古品のため塗装の一部が剥げているのが、ちと残念ではあります。
DF50 2:マイクロエースの重連セットのM車。一次型を的確に表現
DF50 6:マイクロエースの重連セットのT車
マイクロエースが長野機関区の重連セットとして発売しているものです。
新古品を定価の半額ほどで手に入れました。
最近のマイクロエース製品らしく、綺麗な塗装と静かな走行性に驚くばかりか、
標準色とは全く異なる造型で、屋根カーブの異なる一次型をちゃんと表現しているのはさすが。
もちろん初期の特徴、長い煙道、十字型フィルタも表現されています。
相変わらずホィッスルが大きすぎるのと、ややスカートが丸すぎますが、
標準色よりも実物の印象をうまく捉えているような気がします。
なので、KATOの標準色を持っている方にも、これはお勧め。
だけど、単品で買えないのがちょっと難点ですね。。。
同じマイクロエースの標準色と比較すると、屋根カーブやファン周りなどが異なります。
茶色機では、一次型の特徴をよく再現しているのがわかります。
DF50
DF50 57:これぞTOMIXの躍進作
TOMIXのDF50は、オレンジ/グレーの標準色が先に発売されました。
そのときは「前面窓ガラスのはめ込みが今ひとつだなぁ・・・」と思って買わなかったのですが・・・
その後茶色が出たら・・・・これがとてもいいじゃないですか!
塗装色の関係で前面窓の凹みが気にならないばかりか、側面の塗り分けの凄さったら!
ほぼ一目ぼれ状態で、発売後すぐに買ったのが、この57号機です。
ヘッドライトにLEDを使用したというのも当時話題になりましたが、
しかし当時はまだ電球色のLEDはなく、薄緑色に光るのは、今となってはご愛嬌です。
ナンバーは印刷式、スカートはボディと一体式です。
DF50 32:茶色機のリニューアル品はKATOのメークアップパーツなどでグレードアップ
左:煙道変更、屋根塗装、正面Hゴム塗装後、右:製品オリジナル状態
DF50はその後、動力構造が変更になって、スカートがボディと分離され、
ナンバーが選択式になり、ヘッドライトが電球色に近くなる、という大変更を受けました。
この製品を気に入っていた私は、リニューアル品もすぐに購入したのです。
当時はまだ、同形式を複数買うというのは、私にしては珍しいことでした。
どちらもスプリングウォーム動力なので、走行音は決して静かではありませんが、
極めて安定した走行を見せています。
2006年、KATO製品が発売されたので、KATOの
メークアップパーツでグレードアップ
をしてみました。
とは言ってもパーツは煙道を長い旧タイプのものに換えただけで、
屋根を塗装、正面Hゴムを塗装、床下ウェザリングなどをしています。
左写真:TOMIX機はロットによってスカート周りの造型が違います
右写真:左マイクロエース、右TOMIX改。
上がTOMIX(煙道改)、下がマイクロエース。ファンの形態が違います。
DF50 60:マイクロエース製も格安でゲット。KATOのパーツでフィルタとスカート交換
フィルタ・スカート交換前の姿
永らくTOMIXの独壇場だったDF50に、殴りこんできたマイクロエース。
これでTOMIXの市場を奪うかと思いきや、KATOがすぐその後に決定版を出してしまったので、
残念ながら・・・どうも市場では溢れ気味になっています。
確かに各部のディテールではKATOに敵いませんが、
前面強化タイプであったり、タブレット保護柵やラジエータ冷却装置が付いていたり、
3社の中では一番静粛性の高い走りを見せてくれたり・・・と、
この製品ならではの存在価値もあると思います。
・・・とは言いながら、新品価格では買う気にははれず、
中古模型ショップで格安の新古品を見つけたため、我が鉄道にも配備されることになったんですけどね。
マイクロエース製品共通の弱点は、信号炎管とホィッスルが大きすぎること。
なので、それぞれをKATOのASSYパーツに交換しています。
続いて、側面のフィルタに変化をつけるため、
KATOのメークアップパーツの余りを用い
、
フィルタカバーを取り外した、黒い状態にしてみました。
さらに、前面からスカートが引っ込みすぎているという弱点も解消するため、
KATOの
ASSYスカートに交換
しています。
これで、前面の違和感もなくなりました。
これらの加工で、KATO製にひけをとらない、格好いいDF50になってきたと自負しています。
左写真:ホィッスル、側面フィルタ、スカート交換前は、いかにもマイクロエースらしい個性がありますね。
右写真:KATOのメークアップパーツのフィルタに交換しました
DF50 54:KATOがついに製品化。渾身の力作!メークアップパーツで煙道を変更
左:煙道変更、Hゴムウェザリング後、右、製品のままの状態
TOMIXもそろそろリニューアルか?という時期に、マイクロエースに続いてKATOも製品化するとは!
さすがはKATOの最新作だけのことはあり、前面手すりを全て別パーツ化したり、
E851のようなメッキされた硬いインレタナンバーを採用したり、
屋根上モニター窓までHゴムが印刷された透明プラのはめ込み式になっていたり、
全く破綻の見られない見事な塗装になっていたりと・・・見た目の進歩は著しいものがあります。
買って損はない!ってことで、発売日に即購入した次第です。
「メークアップパーツ」なるものも発売され、好みの仕様に変更できるところも目新しいですね。
私は、煙道を旧タイプの長いものに変更しただけですが。
しかし!敢えて難を言わせてもらうと、「ビーーーン」という大きめの走行音はKATOらしくないし、
手すりをはじめとする後付けパーツが非常に多いというのも、毎度のことながら気に入りません。
また、屋根上モニターのHゴムが艶々して目立ち過ぎるのも気に入らなかったので、
パステルをすり込んで目立たなくしました。。
製品の完成度が素晴らしいだけに、これらの改善が望まれます。
・・・ところで茶色塗装の発売は、いつかな〜
KATO製の購入時状態。煙道は銀色の短いもの。屋根上モニターにも透明プラが入ったのが画期的!
DF50 543:かなり初期ロット。当時は見向きもしなかったのに。。。
これは2004年にネットオークションで手に入れた、標準色のDF50です。
上の茶色いDF50よりかなり古いロットで、ヘッドライトが電球になっている他、
動力の構造も異なり、初期スプリングウォームらしい、「ジャー」という騒々しい音を奏でて走ります。
低速は苦手ですが、分解清掃した結果、ある程度の速度になると安定するようになりました。
これはもしかすると、DF50の1stロットかもしれません。
・・・だとすると25年くらい前の製品のはずですが、驚くことに、ボディは無傷で塗装もすばらしい状態。
なかなかいいものを手にいれました。
DF50 559:最新ロットも手に入れました。
これも2004年にネットオークションで手に入れた、最新ロットの新品です。
543号機の製造から20年以上の時が経っていますが、
ナンバーが選択式となり、スカートが別パーツになっている以外は、ボディは基本的に同じです。
正面の窓のはめ込みが今ひとつなのを除けば、今でも充分に通用するディテールですね。
しかし動力は同じスプリングウォーム方式であるというだけで、全く違う構造をしており、
かなり静かになっていました。
左写真:左からTOMIX初期製品、TOMIX最新ロット、KATO製。
右写真:マイクロエース製(スカート改造後)とKATO製。
KATOは他社より角ばった印象。もちろん30年近い設計時期の差も実感。
4車のスカート、オレンジ色の色合いもかなり違います。
最近のTOMIX製品は以前より塗料が薄くなり、逆にKATOは以前より濃くなったようです。
マイクロエースはいつもとっても鮮やかな発色です。
左写真:上がTOMIX、下がKATO。長さはほぼ同じ。黒い部分の長さはかなり違います。
右写真:側面ラジエータ表現にも違いが見られます(手前がKATO、奥がTOMIX)
左がTOMIX後期製品(茶)、右がKATO。黒くて目立ちませんが、どちらも煙道を長いものに換えました。
4車揃い踏み!みんな顔が違いますね。。。
DF200
DF200 63:見事な出来のJR貨物大型機
DF200はJR北海道でしか走っておらず、縁がないためあまり興味のない機関車でした。
なのでKATOが素晴らしい製品を出しても、買うことはなかったのです。
ナンバーがインレタ化、手摺りが別パーツ化されても、状況は同じです。
・・・ところが2007年末、中古模型ショップで、
付属品取り付け済み・余りナシ、箱ナシの状態で、格安の製品を発見!
しかも最新ロットの美品!・・・ということで、ほとんど興味本位で買ってしまったのでした。
さすがはKATO、ディテールの出来や走行性はすばらしく、お気に入りの1両となりました。
まぁ、実車はやっぱり興味ないんですけど、模型が気に入ってしまったという典型です。
インレタナンバーと別パーツ化された手摺り