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私鉄・自由型電機のページ  
  1. EF58タイプ(Bトレ) (1)
  2. 名鉄デキ101 (1)
  3. 西武E851 (4)
  4. 銚子デキ3 (1)
  5. 自由形凸電(チビ凸改) (1)
  6. ED91タイプ&ED11タイプ (2)
  7. 近江ED14タイプ (1)
  8. ED29タイプ(アルモデルキット改)
  9. 秩父デキ200


EF58タイプ(Bトレ) :初めて買ったBトレ。もちろん模型化です。

中古模型ショップで、開封済みのBトレを何気なく見ていた私は、中にEF58茶があるのを発見しました。
この正面が、予想以上によくできている!しかも、大好きな茶色機ではないですか!
ということで・・・衝動買いに近い状態で購入してしまいました。
もちろん私が買うからには、「模型化」します。
Bトレは接着剤不要のはめ込み構造ですが、全て接着剤でボディを組み、
はめ込み部分を削り落としました。
屋根上には、KATOのPS14パンタを奢っています。

動力は・・・内部にKATOのポケットライン動力を組み込んでいます。
しかし、ポケットライン動力自体に難があり、走りはいまひとつです。
内部にちょっとウェイトを追加してみたものの、さほど効果はありませんでした。

また、デッキ付きの下回りにボディが乗った状態はディーゼル機のよう・・・全くEF58らしくないので、
もうちょっと手を加えようと思っています。

接着剤で組んだボディと、下回りにはウェイトを追加。


名鉄デキ101 :トミーテックの鉄道コレクションを「模型化」しました

2005年トミーテック(TOMIXの製造会社)が発売した、
「鉄道コレクション」という名の私鉄小型車両群・・・
中身がわからないパッケージで11種類が発売されていて、そのうちのひとつです。
私はなんとかデキ101が欲しかったので、開封済みの中古品を見つけて購入した次第。
もともと「ディスプレイ玩具」とも言うべきもの、極めて低価格ではありますが、
さすがは鉄道模型メーカーの製作だけあって結構よくできており、
これなら是非とも走行させたいと思うのがマニアというもの。。。
メーカーもそれを見越して同時に動力装置を発売してくれたので、12m級動力装置も買いました。
また、見た目改善のため、KATOのPS14パンタグラフ、KATOカプラー、銀河の旧国用ヘッドライトを装備、
パステルでウェザリングを施し、「 鉄道模型に仲間入りさせる改造 」をしました。
実車はまるで知りませんが、かなりいい雰囲気になったのでは?と自負しています。
このような好ましい私鉄凸電が、安価に製作できるのは大歓迎ですよね。

なかなかの雰囲気を出しているサイドビュー

西武E851 :私鉄唯一のF級電機・・・実は旧製品


KATOが1980年代、EF65の動力を利用して発売したのが、西武E851でした。
中身はEF65だとは言え、新調されたボディ、スカート、台車の出来がとてもすばらしく、
実機を見た事がないくせに一目ぼれして買ってしまったものです。
今となっては・・・カップギア動力は清掃しないと走行性が落ちるし、
側面ナンバーが別パーツ貼りつけ式で非実感的だし、スカートは首振り式だし・・・というように、
リニューアル製品とは違う、時代を感じさせる部分もあります。
でもそのリニューアル製品ASSYパーツを利用し、 スカートを固定式 に改造したので、
今でも通用するようになったのでは?と満足しています。

西武E852:KATOセメント列車セットの中の1両はリニューアル品。

KATOの特別企画品、西武セメント列車セットに入っていた1両です。
このセットはネットオークションで新品を安く手に入れました。
20年ぶりにリニューアルされたKATOのE851は、
正面手すりが別パーツ化され、開放てこが付き、避雷器が変更され、ナンバーがインレタになり、
スカートが固定化され、パンタグラフがBタイプになり、動力がフライホィール化された・・・
だけだと思っていたら、ボディや台車のディテールも微妙に違うんですね。
もちろん、フライホィール化された走りは最高です。
手すりと開放てこの別パーツ装着で、細密感の増した前面もいいですね。
動力装置の構造が全く異なる20年前のE851と、しっかり重連運転が可能なのにも、驚きました。


左写真:左が旧製品(スカートはリニューアル品)のE851、右がリニューアル品のE853
右写真:左がE853、右がE852。避雷器だけ異なります


左がやはりリニューアル品、右が旧製品。
リニューアル品の方が腰は低くなってます。
台車の乗務員用ステップのディテール表現の違いがわかるでしょうか。

西武E853:マイクロエース製品もやっと手に入れました

4両中、唯一のマイクロエース製品です。
まるでKATOのリニューアルに合わせてぶつけたかのように発売されました。
製品は、M車とT車の2両セットで売られていますが、
中古模型ショップで格安・美品のM車(E853)を発見することができました。
・・・新製時なのか、晩年時なのか、よくわかっていませんが(^-^;
手すりはボディ一体だし、開放てこもついていませんが、
スケールより大きいEF65動力を流用したKATO製品とは違い、スケールどおりの大きさである点、
標識灯の銀の縁取りが実感的である点、実に静かな走行性・・・といったところが、この製品の利点。
塗装もKATO製品とは随分と違いますが・・・今となってはどっちが実機に近いのか、わかりませんね。


左写真:左がKATO、右がマイクロエース。各部のディテールや塗装で、ずいぶんと雰囲気が異なります。
右写真:下がKATO、上がマイクロエース。スケールどおりなのはマイクロエースです。

西武E854:これはKATOのリニューアル単品。

リニューアル製品には、単品もあります。
やはりネットオークションで、新古品を半額以下で手に入れました。
上のE852とは、基本的に全く同じ製品ですが、単品は旧製品と同じく、登場時の避雷器を装備しています。
車番もセメント列車セットでは851、852、単品では853、854になっていました。
当初このロコはE853にしていましたが、マイクロ製E853が手に入ったため、E854に改番したものです。
これで実機どおりの・・・全4両が揃ったことになります。


銚子デキ3 :動力は入ってませんが・・・

学生時代に一目ぼれして、ワールド工芸の完成品を買ったものです。
電機のくせに、このサイズじゃさすがに動力は入らないようで。。。。無動力です。
そのくせ、とても高価でした。
この機関車にはワム2,3両を牽かせるのがお似合いなのでしょうが、
そのためには動力を組み込んだワムを作らないといけないため(笑)、
未だにほとんど活躍の場がありません。


自由形凸電(チビ凸改) :これを私鉄電機に入れるべきか否か・・・

80年代の初め、購入したKATOのチビ凸を改造し、私鉄の凸電風にしたものです。
改造内容は、玩具チックなパンタをKATOのPS14化、銀河モデル製信号炎管、ホィッスル、標識灯取り付け、
屋根を塗装、LEDヘッドライト取り付け、真鍮線によるボンネット手すり取り付け、インレタによる形式表記、
レトララインによる青帯、車内にウェイト搭載、です。
ヘッドライトは、ヘッドライトの大きさに近いLEDを買ってきて、それらしい形に削ったものですが、
配線をするのがめんどくさくて・・・・そのままになってしまってます。
もともとが玩具に近いものなので、走行性能(特に集電)はよくないし、牽引力もありませんが、
こんなものが2,3両の貨車を牽くのも、またいい感じです。
ディテールを追加した屋根上


ED91タイプ&ED11タイプ :G-PITAという言葉を生んだ3軸フリーランス
ED91タイプ改
ケーディーカプラーを装備した片エンド

ED11タイプ改

どちらも1980年代初頭、当時小型車両に凝っていたので購入した、旧マイクロエース製品です。

ED91タイプは赤い車体だったものを茶色に塗り替え、KATOのPS16パンタグラフ、
銀河モデルの信号炎管と避雷器を装備し、各所に色入れしてみました。
片エンドにはケーディーカプラーも装備しました。
また、理由は忘れましたが、前後ステップの手すりは撤去しています。

ED11タイプは、OKIと一緒に模型店で購入したもので、これがG-PITAという名前のの由来になりました。
(そのときの顛末は「徒然なるままに」を参照ください)
KATOのPS14パンタグラフ、銀河モデルの避雷器と信号炎管を装備しています。
また車番には31という数字を、GMのインレタで表現しています。

どちらもフリーランスにしては、なかなか好ましいデザインをしていて、今でもお気に入りです。


近江ED14タイプ :これもフリーランスですが、かなりいい感じ

武骨なディテール、水色の車体、赤いナンバー・・・好きです

マイクロエースの近江鉄道ED14タイプです。
実物とはかなり異なる形態をしていますが、鮮やかな塗装色とその塗り分けの見事さ、
好ましいデザイン、マイクロエースらしからぬ(失礼)快適な走行性で、私の好きなロコのひとつです。
ネットオークションで安く手に入れたもので、前オーナーの手でKATOカプラー化されていました。
しかし!前オーナーはカプラー交換の際に集電ブラシを曲げてしまったようで・・・
入手したときにはダイカストに全く接しておらず、いきなり不動でした。。。。
もちろんすぐに調整したので、今では極めて快調に走ります。

ところでこのロコは、同社のED53タイプと動力を共通化しているんですけど、
どちらも「・・・タイプ」となっているんですよね。
ということは・・・元は何の動力の流用なんでしょう?

ED53(上)と共通の動力


ED29タイプ(アルモデルキット改) :初めて・・・金属車体をハンダで組んだのです

これが・・・いちおうの完成形


さまざまなディテールパーツ取り付け前の姿

アルモデルのエッチング板キットを、ハンダ付けで組み上げました。
しかしそのままではデザインのバランスが気に入らなかったので、結構手を入れています。
(工作の 詳細はこちら

ボディでは、屋根板、妻板、側板の繋ぎ目を消し、パンタの位置を変更、
窓枠を削って細くするなどの加工を行いました。
初めての金属工作にしては、まぁまぁだと自負しています。

動力はKATOのBトレ用ですが、台車はそのままでは格好悪いため、
当初は鉄コレ動力の余り台車枠を拝借していました。
しかし、無理にホィールベースを短縮して貼り付けたため、かなりみすぼらしい状態でした・・・
そこで、GMの「ブリル」台車を購入してみたところ、このホィールベースがピッタシでした!
電機にこの台車が似合うかどうかは別ですけどね。

ナンバープレート、メーカープレート、ランボード、ホィッスル、避雷器、
エアホース、スノープロウ・・・といったさまざまな小物類も取り付け、
全体に軽くパステルウェザリングを施したので、
真っ黒な車体に黄色い手摺りという塗装の効果もあって、
ある程度「アルナインっぽさ」を消せたのでは?と思っています。
背が高いわりに下回りが貧弱というバランスは変えられませんけどね。

尚、Bトレ用動力は片台車駆動で、車重の軽さもあって、牽引力が全くないのが辛いところです。
ウェイトを積んであげようと思っています。


左写真:スノープロウ装着で精悍になった面構え
右写真:ナンバープレート、メーカーズプレート、エアータンク、ブリル台車に注意

ランボード、避雷器、ホィッスルが付き、パンタを黒くしました


秩父デキ200 :好ましいD型私鉄電機、新古品を入手

マイクロエースが製品化した直後、その出来のよさで品薄になってしまった秩父のデキ。
現役塗色の「青に白帯」のデキ300の方が人気が高かったようで、
ときどき新古品が流通しても、定価より高騰しているほどでした。

しかし・・・私の好みは茶色のデキ200です。
この新古品が、中古模型ショップで定価より安く売っているのを見つけたとき、
迷わず購入したのでした。
この手の電機は大好きな私ですが、予算の関係で予約できず、購入も諦めていただけに、
見つけたときは、そりゃぁ嬉しかったです。

マイクロエースらしく、ディテールにはやや骨太な印象はありますが、
綺麗な塗装(印刷)と、滑らかな走行は文句ありません。
無骨な台車の表現も見事です。
特殊な構造のカプラーのせいで、他カプラーへの交換が難しいのが、ちと残念ですね。
現在、KATOカプラー化できないか、方法を検討中です。

それから・・・これを買ってしまったら、同じ秩父の貨車(ヲキ)編成も買いたくなりますね。。。

台車が格好いいです!






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