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国鉄特急 |
<本州>
はくたか〔HAKUTAKA〕 EC特急 2011年8月28日更新
首都圏と北陸を結んでいた特急。運転区間は上野〜金沢間で、高崎線を経て上越本線に入り、新潟県に抜け長岡で折り返し、信越本線、北陸本線にて南下し金沢まで達していました。同じ運転区間で長野経由の 白山 を補完する形で、活躍していました。
はくたかの前身は日本海縦貫の有名特急 白鳥 で、白鳥は、DC80系の特急として1961年10月改正で新設され、大阪〜青森間の編成に大阪〜直江津〜上野間の編成を併結するという非常にユニークな列車として登場しました。1965年10月改正では、白鳥は、大阪〜青森間の単独運転となったため、金沢〜上野間のDC特急としてはくたかが誕生しました。
写真はDC80系時代のはくたかです。TAKEMASU様が撮影された貴重な写真を掲載しています。
特急<はくたか>DC80系 上野駅にてTAKEMASU様撮影
その後、1969年10月改正では、はくたかは電車化される事になりましたが、当時の485系では、碓氷峠での編成が制限されるため、上越線経由に変更されました。そして、1972年3月改正で、金沢〜上野間(碓氷峠経由)に489系12両編成による特急白山が、誕生しましたが、時間及び輸送力においてさほど差が無いため、共存する事になりました。
写真は上野駅で撮影したはくたか、1976年3月に撮影、車両はボンネットタイプの485系です。車両は、関西系11両編成の485系が、はるばる上野まで運用されていました。
特急<はくたか>485系 上野駅付近にて 1976年3月26日撮影
写真は上野駅で早朝撮影したはくたか、大阪から夜行で、上野に着いて最初に撮影した列車です。この時間帯に出発するはくたかは、存在しないため、回送で上野駅にいたのかも知れません。
特急<はくたか> 上野駅にて 1976年3月26日撮影
はくたかは とき 、 ひばり 、 みちのく と共に、上越新幹線の開業により1982年11月14日に廃止されましたが、1997年3月22日の第3セクターの北越急行の開業により、越後湯沢〜金沢間の新幹線連絡特急として、奇跡的に復活し、車両は681系及び485系が使用されていました。
写真は国鉄時代の青いデザインのイラスト入りヘッドマークのはくたかです。これは1987年11月8日、向日町運転所の一般公開時に、デジアナ様が、撮影されたものを掲載しています。
特急<はくたか> 向日町運転所にて 1987年11月8日デジアナ様撮影
写真は国鉄時代の青いデザインのイラスト入りヘッドマークのはくたかです。大阪駅にて485系非貫通の雷鳥の回送列車が表示されていたもので、現役時代のものではありません。1991年頃、デジアナ様が、撮影されたものを掲載しています。
特急<はくたか>のイラストマーク 大阪駅にて 1991年頃 デジアナ様撮影
写真は、復活後、北陸本線水橋駅駅を通過する489系、赤いデザインのイラスト入りヘッドマークのはくたかです。車両は681系、683系が中心でしたが、代役として489系が運転される時、このHMが取付けられた。イラストのデザインは国鉄時代と全く違う凝ったものでした。2004年8月16日、デジアナ様が、撮影された写真を掲載しています。
特急<はくたか> 北陸本線水橋駅にて 2004年8月16日デジアナ様撮影
写真は、代役として運転された489系はくたかです。2009年12月24日に、金沢駅にてデジアナ様が撮影した写真を掲載しています。489系によるの代走は、2011年3月27日サヨラナ運転で489系が、引退したので見られなくなりました。
特急<はくたか> 北陸本線金沢駅にて 2009年12月24日デジアナ様撮影
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