このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

東北ツーリング

 8月の下旬に、東北ツーリングに行ったことがあります。

 関東を脱出するには、どうしようかなと思ったのですが、高速を使うのも弱小のバイクでは辛いので、日光、会津、米沢を通り向かいました。

 かつて自転車で通った道を、バイクで走ったわけですが、バイクで走ることが出来ることに感謝しながら走りました。

 宮城県に入り、栗駒山方面を目指して走り、時間もあったので、この山に登ることにしました。この山は、宮城県、山形県、秋田県の県境に位置する標高1、628メートルの山です。須川温泉から登ると1時間半位で登れることでしたので、急いで登り、下りして(あまりいい登山とはいえませんが)山登り気分を味わいました。

 そうそうのんびりしてもいられないので、この日は岩手県北上市付近のキャンプ場で一泊しました。

 

 

 翌日は、高村山荘、高村記念館を見学。智恵子抄について少し学ぶ。そこから、秋田県側にルートを変え、男鹿半島を巡り、田沢湖を目指しました。

 高村山荘という名が付いているから、どんな立派な山荘だろうと行ってみると、掘建て小屋でした。ビックリしてしまいました。

 林道を通り田沢湖を目指したのですが、2つの林道があり、そのどちらも通行止めとありました。う−む!こりゃまいったと思ったのですが、思いきって通行止めの看板にも目もくれず、河北林道を選びそのままつき進みました。

 深い谷で、山の恵みも沢山あるのだろうという印象を受けました。

 山深い谷の中を走り、途中、車とすれ違ったので、通れるかの確認をしたところ通れるとの返答をもらったので安心して通ることができました。

 やっとこさ林道も終わりになりかけたころ、釣り人と話す機会があり、「釣れますか」というバカな質問をしてしまった。釣りにはこだわりがあったので、「釣りは楽しめましたか」と聞くべきであったと後悔する。

 釣り人の話では、「ここがマタギの里だよ」だそうで、そうかここがマタギの里の阿仁町だったのかと適当に走ってきた自分をなじった。途中、バイクで走っていると、地元のおじいさんが深々とおじぎをしてくれたのが印象に残っている。

 暮れかかる道を、田沢湖を目指して少し飛ばして走りました。

 

 陽も暮れかかる時に、田沢湖に到着しました。キャンプ場の受付をすませ、テントを設営。見るとバイクの姿が多く、自然とみんなが集まり酒を飲みながら意見交換などをしながら、時を過ごした。

 ここで同じ県民に会いました。「南に行くほど、美人が多い」と言ったのは、この人です。( 旅の話 を参照)ここは、美人で名高い秋田県ではないか!  ちなみに秋田美人の秘けつは、ミネラル豊富な雄物川の水を飲んでいるから、という話を聞いたことがあります。

 

 翌日、 乳頭温泉に入るよう勧められたが時間がなかったので、ここから南下して秋田山形の鳥海山を目指した。国道を走らず裏道を通ったが、案の定、道に迷う。

 やっと見つけた道で鳥海山を目指す。竜が原湿原という所があり、そこにキャンプ場があったので、そこでキャンプすることにした。

 竜が原湿原を見学していたら、なにやら私をつけねらう男がいました。聞くと一人じゃキャンプするのは寂しいから、誰か連れがいないかと探していたらしい。そこへ私がやってきたと言うわけだ。

 その人は、神奈川県から深夜12時出発して、新潟経由でここまで来たらしい。午後の1時についたというから、すごいとしか思えない。

 風呂は麓にある国民宿舎で入り、買い出しをしてキャンプ場に帰る。このキャンプ場は無料でトイレも水洗になっている。高山などで高木がなく、見上げると満点の星だけとなった。

 しばらくすると、ヒメネズミが現れ、私たちを歓迎してくれた。しかし、靴の上に乗るとは、おちゃめなヒメネズミだこと。

 

 翌日、彼は私が薦めた田沢湖のキャンプ場に行って十和田湖を巡ると言っていた。私はこれから2日かけて、秩父に帰る。

鳥海ブルーライン・・以前は、有料道路だったのですが、無料になっていました

 鳥海ブルーラインを通って、そこから荘内平野を望む。またこの風景を見てみたいと思わせる風景だった。

 

 

 あるキャンプ場での出来事でした。男女ペアーのバイクツーリストと会いました。羨ましいなーと思って聞いてみると、途中知り合ったのだという。女性はデパートガールで休暇を利用して旅行しているという。男の方は、会社を辞めて日本一周をしているという。男の質問・・『一緒に旅して、何もしないのはおかしいですか』私・・『知るか!ばかやろう!!(笑)』

 

 

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