このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

    蘇州河辺を下る映画「蘇州河」  2005年6月26日

上流地帯 河辺の生活 古い建物 蘇州河の船 新しい街並み 蘇州河展示場
アートギャラリー 河口付近 黄浦江を舟で渡る 映画「蘇州河」 HOME
 
映画「蘇州河」 Suzhou River  日本名「ふたりの人魚」
蘇州河の情報を探していると「蘇州河」という映画がある事を知ったので、早速、近くのビデオ屋に行って買って来ました。DVD1本9元(約120円) もちろんコピー品(偽物) とにかく安いのが中国のいい所です。
ナント日本語字幕あり、早速鑑賞です。蘇州河そのものが汚く、カメラも手持ちらしくブレブレで、大画面で見ると吐き気するような場面があります。一見、素人映画かという映画ですが、意外に有名らしい。残念ながら、こんな映画の良さを理解する事はできませんが、少し古い蘇州河を知ることが出来ました。

「蘇州河」の舞台は、西蘇州河路1131号の上海飼料公司の倉庫が使われたとの事です。その後、この倉庫には若い芸術家が住み込み、アートギャラリーとして有名になってきています。 そんな訳で、蘇州河の川辺下りも、延べ3回になりだんだん蘇州河の全貌が見えて来ました。「蘇州河を知るためには橋を知れ」そのためには自転車が一番です。

この蘇州河にこんなナレーションがあります(もちろん字幕)
よく蘇州河でビデオカメラを回す。都市の吐き出すゴミで河はひどく汚い。多くの人が暮らし、河で生計を立て、ここで一生を終える。河はすべてを見せてくれる──人々の労働、友情、家族愛、孤独…。僕の窓辺に近い橋から少女が河に飛び込むのも見た。若い恋人たちの遺体も見た。愛といえば…。僕は以前、人魚を見たことがある。河辺で金色の髪をとかしていた。でもこれは僕の嘘かもしれない…

とにかく変な映画です。主人公は表面には全然出てこないでナレーションだけで終わります。でもこのナレーションが妙に印象的でした。

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