OTARU.TK - 東京⇔札幌 格安交通ガイド

各交通手段について

• 交通手段比較
• 繁忙期の列車の混む区間
• フェリー（青函航路）の利用について

交通手段比較

私見です。主観が入っている部分、適当な部分などあります。

		急行はまなす 自由席　北海道＆東日本パス使用	フェリー 青森-函館　夜行便　2等	高速バス 4列シート・トイレ無し　夜行便	飛行機 羽田-新千歳
	アクセス	○主要駅で乗降	×駅から徒歩20-50分、夜間は危険性、冬季は路面凍結・歩道埋没	○主要駅で乗降	△空港が郊外
	場所のわかりやすさ	○	△	△ターミナルによる	○
	所要時間	△青森から乗って翌朝札幌	×青森から乗って未明か翌朝函館	△	○
	日程延長	×北東パス7日間有効	○	○	○
	アップグレード	×運賃も必要になる	○	×	△ ビジネスしかない
居住性	シート	△	○ソファなど有	△	△
	座席指定	×	×	×？	○
	カーペット	×	○	×	×
	騒音	×走行音・空調音・扉の開閉音（車両端）が気になることも。床下電源のある車両、トンネル内は特にうるさい	△エンジン音有	△路面の段差で生じる。後部はエンジン音有。	○昼行なのであまり問題にならない
	振動・揺れ	△あまり揺れない。天候の影響も小さい。	△ゆっくりと揺れる。小さい船は揺れやすい。寝ていれば気にならない。	△あまり揺れない。天候の影響も小さい。	○悪天候時以外はほとんど揺れない
	空調	△車両が古く、冬異常に暑かったこと有	○	△比較的空気が悪くなりやすい？	○乾燥する
	トイレ	△	△広いが古め	×	△狭い
	車内移動	○通路側席　×窓側席、帰省ピーク時・イベント時（通路まで人が溢れる）	○　帰省ピーク時は場所により△	×	×トイレ等を除き不可
	逃げ場所	△　デッキや別の車両	△　ロビー・通路・甲板など	×　ない	△　応相談？
	シャワー	×	○	×	×
	展望	△並	△入出港時以外は海原。デッキに出られることがある。	△並	△昼行なのでよく見えるが、窓側席少
	売店・自販機	△	○品数豊富	×	△
	盗難などの危険性	△	△	△	○
	荷物置き場	○　大きい荷物や混雑時は△	○　帰省ピーク時△	△トランクに入れられる？	△機内持込に制限
	コンセント	×？	△？	×？	×？
	ゴミ捨て	○	○	×	△回収有
	その他設備	ミニラウンジ・更衣室	船により、枕・毛布300円・冷水器・給湯器・ゲームコーナー・ロビー・テレビ・テレカ専用公衆電話など		機内ラジオ・ドリンクサービス・新聞・雑誌・機内誌・ブランケット
繁忙期	料金	○	○（夏の新潟〜小樽航路などは×）	△　一部若干の値上げあり	×
	予約の取りやすさ	×自由席利用につき予約不可	○	？	×
	予約なしで乗れるか	△乗れるがずっと通路かデッキのことも	△乗れるがずっと通路か甲板のことも	×予約制？	○空席待ちして乗れないことは少ない
	乗車・乗船・搭乗	×ホームで数十分〜数時間並ぶ	△乗船手続きの列ができる。津軽海峡フェリーは自動チェックイン機有○	○	×チェックイン・手荷物検査・バス移動など
	座席選び	×かなり早めに並ぶ必要がある	△早めに手続きして並ぶ必要がある	△早めに並ぶ必要がある。座席指定制なら×	△ネットで予め選べるが選択肢は少なめ
	窮屈さ	△　帰省ピーク時・イベント時×（通路まで人が溢れる）	○　帰省ピーク時は奴隷船×	△	△
悪天候時の影響	台風	△	×	△	×
	豪雨	×	○	△	○
	地震	×	○　震源が海底だと×	△	○

繁忙期の列車の混む区間

一般的な乗り継ぎで利用する時間帯の混雑状況（適当）。郊外へ向かう路線は、乗り換えるごとに車両数が減っていき、また、車両の切り離しもありますが、帰省ラッシュ時は普段と違い客の数が減りません。そのため、乗換のたびにイス取り競争が行われます。たまに首都圏のラッシュ並に混雑することもあります。

• 繁忙期の混雑予想カレンダー・臨時列車カレンダー

東北本線下りの混雑状況イメージ

フェリー（青函航路）の利用について

• 青函航路を運行しているのは、 青函フェリー と 津軽海峡フェリー（道南自動車フェリー（株）運行） 。
  • 東日本フェリーは事業を道南自動車フェリーに引き継ぎ撤退。その後道南自動車フェリーは運賃が2,700円と倍近くはね上がり。
  • 津軽海峡フェリーは道南自動車フェリー（株）が新たに設定した航路名。
• フェリーはトラック輸送がメインなせいか、飛行機や新幹線のような親切丁寧な対応はあまり期待できない？
• 運賃・時刻の変更、減便などに要注意。年末年始は運休あり。

ターミナル・乗り場について

• フェリーターミナルの地図

• ターミナルへは、
  • 青函フェリーは30分前までに。
  • 津軽海峡フェリーは40分前までに（夏繁忙期は70分前までに）。
  • 帰省ラッシュ時は窓口が混むので早めに。
• 駅から少し遠いです。深夜はバスがなく、タクシーも早朝にターミナルから乗るには呼ぶ必要あり？
• 徒歩の場合、
  • 青森ターミナル……JR青森駅西口から約30分
  • 函館・青函フェリー乗り場……JR五稜郭駅から約25分
  • 函館ターミナル（津軽海峡フェリー）……JR七重浜駅から約25分
    • [！] 函館のターミナル・乗り場はフェリー会社により場所が全く異なります。ターミナル・乗り場間は徒歩約25分。
• 夜間の一人歩きはできれば避けたいところ。
• 冬季は路面凍結・幅員減少の為、所要時間は2〜5割増。
  • 青森が最悪で、臨港道路が車道や沿道企業の排雪で埋まっていて通行不能。
    • 県が一本山手の国道280号（松前街道）を迂回するか、交通機関を利用しろと 述べています 。
    • 国道280号も大半が一本道程度だったりするので、荷物があると大変。
    • なお臨港道路の一部区間は、道路脇の緑地内を通行する手もあり。
• バスについて
  • 早朝は駅までバス利用可
    • 但し函館は最寄駅まで歩いた方が手っ取り早いでしょう。
  • バス停の位置は フェリーターミナルの地図 を参考に。
  • 青森フェリーターミナル→青森駅
    • 青函フェリー2便　函館2:00→青森5:50の場合
      • 青森市営バス 「東部営業所行き」　新田6:30→駅西口6:37 （170円）
        • 新田バス停は松前街道沿いサンクス付近、徒歩10分。
        • 隣の森林管理局宿舎前バス停も同じくらいの距離？
    • 津軽海峡フェリー4便　函館3:00→青森6:40の場合
      • 弘南バス シャトルバス 　フェリーターミナル6:55→青森駅7:15 （300円）
      • 青森市営バス 「東部営業所行き」　新田7:03→上古川7:11または古川7:13→駅まで徒歩 （190円）
      • 青森市営バス 「県立中央病院前」　新田7:10→上古川7:18または古川7:20→駅まで徒歩 （190円）
  • 函館・青函フェリー乗り場→函館駅
• 青函フェリー1便　青森2:00→函館5:50の場合：
• 平日　函館バス111番 五稜郭・函館駅前経由「函館バスセンター行き」　港7:11→函館駅前7:38 （250円）
• 土休　函館バス101番 ガス会社前・函館駅前経由「函館バスセンター行き」　港7:54→函館駅前8:04 （250円）
• 土休　函館バス 16番 「日吉営業所前行き」　港7:15→五稜郭で乗り換え
• 函館フェリーターミナル（津軽海峡フェリー）→函館駅
• 津軽海峡フェリー3便　青森2:40→函館6:20の場合：
• 平日　函館バス111番 五稜郭・函館駅前経由「函館バスセンター行き」　北大前7:08→函館駅前7:38 （250円）
• 平日　函館バス 16番 「日吉営業所前行き」　フェリー前7:06→五稜郭で乗り換え
• 土休　函館バス101番 ガス会社前・函館駅前経由「函館バスセンター行き」　北大前7:50→函館駅前8:04 （250円）
• 土休　函館バス 16番 「日吉営業所前行き」　フェリー前7:02→五稜郭で乗り換え

青函フェリーの函館側受付・待合所。近年建て替えられたらしい。

函館ターミナル（津軽海峡フェリー）。

青森ターミナル（青函フェリー）。津軽海峡フェリーの建物はこの左奥。

乗船・下船

• 乗船まで
  1. ターミナル到着
  2. 乗船申込書に記入
  3. 窓口で受付・支払い
  4. 乗船待ち（混雑時は早めに並ぶ）
  5. 乗船
     • 車両甲板から乗り込み、脇にある階段で客室へ。
     • 足元が悪いので注意。大きな凸凹多数。
  6. 寝床確保
     • 予め船内について調べておくと優位になる。
     • 上の階の方が静か（あれば）
• 津軽海峡フェリーのスマートチェックイン（自動チェックイン機）利用の場合、2・3の代わりに端末操作

• 下船まで（徒歩客）
1. 案内放送が流れる・起床・支度
2. 車両を降ろし終るまで客室待機
3. 係員の指示が出たら下船

• 寝場所・衛生確保のため、カーペットの上に敷く大きな布をなるべく用意。津軽海峡フェリー「びるご」・「びなす」は毛布貸出（300円）有。
• 船は小・中規模で、他の航路と比べると見劣りするかも。
  • しかしこの運賃で横になって休めて宿代わりになるのは便利。
  • 無料のシャワー（無い船も有）は夏の長旅には特に嬉しい設備。但しシャンプー類やドライヤーがない船有。
  • たいてい給湯器があるので、カップめん等が調理可。
  • 便によって当たりはずれがあるので要事前確認。
  • 盆の帰省ラッシュ時の2等客室は、寝返りが不可能で人がデッキに溢れるほど、まるで奴隷船。普段は6-8畳くらいの区画を独占できたり。

津軽海峡フェリー（道南自動車フェリー）「びるご」は青函航路では大きい部類。	青函フェリーの船はどれも小さめ。写真は「あさかぜ5号」。
2等客室の例。写真は青函フェリー3号はやぶさ。	シャワーが使えるが、汚らしい場合も。	たいていはロビーや自販機コーナーなどを備える。
函館港に向かう津軽海峡フェリー「えさん2000」。	函館フェリーターミナル。	函館フェリーターミナルと渡島の山々。