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 大沢林道/ Osawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.11.24 / No.F-083 
 [ 所在地 ]いわき市 [ 状態 ]完抜鋪装 [ 接続林道 ] 蕨平大沢林道  [ 分岐林道 ] 日渡高野林道萱山林道長草林道 ・大沢高野林道・ 広平林道
 高密度な林道ネットワーク網の基幹的存在、ここを基点として攻めるべし!

沢林道は県20号線とR49号線をほぼ結ぶように延びており、 付近一帯に網の目状に展開する一大林道ネットワークの基幹的存在であり、このエリアを探索する場合には必ずや通行することになる林道です。基幹的存在であるがゆえに、接続、分岐する林道の数は多いのですが、あいにく当林道は全線舗装済み。よってまっとうな林道ライダーならば、あえて全線走破するというよりも、途中で分岐しているダート林道同士を乗り継ぐために区間的に通行する場合がほとんどでしょう。大沢林道はそのような林道ですが、県20号線付近の「葭平」地区にある入口 (正確には終点) へとやって来ましたよ。画像は手前右 (県20号線方向)から手前左 (県135号線方向)が市道、前方右が葭平大沢林道、直進側が大沢林道となっています。
置きが長くなってしまいましたが、さっそく大沢林道へと乗り込みます。ちなみに、道すがらの景観的なものは付近のダート林道とさほど変わりはないのですが、路面がアスファルトで舗装されているのは先述したとおり。
木の森の中に点在する杉やヒノキの植林脇を抜けつつ舗装路は延びています。周囲の視界はご覧の通りきかないので、ここは淡々と走り抜けるのみ・・・。
平地区側から大沢林道に入線して進むことしばし、最初に現れる右折分岐がここ。大沢林道と鶴石山林道をつなぐ日渡高野林道の入口です。 ここで右折して大沢林道から日渡高野林道→ 鶴石山林道硯石林道 と乗り継げば、連続ダートが楽しめるので、これも大沢林道を軸としたお薦めコース。ただし、日渡高野林道の林道標はこちら側にはないので、付近の林道網の位置関係をある程度把握していないと速攻で迷ってしまいますよ。
→日渡高野林道に突入!
して日渡高野林道の分岐地点付近から始まった下り坂をさらに進むと左手に現れるのが、 萱山林道の入口(林道標あり)です。萱山林道にに進むとサイノ草林道経由で、やはり舗装されているこのエリアのもう1本の基幹林道的存在の 遅川林道 へと抜けること(実際は限りなく困難)や、もしくは長草林道経由で再び大沢林道へと戻ってくることも可能。そんな感じに口で述べるのは簡単ですが、付近の網の目状態の林道位置関係を把握していないと速攻で迷ってしまいます。それでも時間に余裕があるのならば、いっそのこと、この超高密度な林道密集地帯でメチャクチャに迷ってみるのもまた面白いかも・・・。
→ 萱山林道に突入!
草林道の分岐を過ぎても下り坂はなおも続きますが、ここはちょうど沢を登り詰めた源流部に位置するようで、しばらくすると沢沿いの谷間に沿って下る渓流コースが始まります。
して気がつくと右手に現れた沢沿いの渓流区間。なだらかな緩い蛇行の下りで舗装路は延びており、雰囲気的には悪くはないのですが、いかんせん路面は舗装路状態なので・・・。
んなこんなで沢沿いにしばらく下っていくと、 今度は左手に長草林道の入口(林道標あり)が現れました。ちなみに、一つ手前の萱草林道へと進んだその途中で分岐する長草林道へと進んだ場合、ここで再び大沢線へと戻ってくることになります。ただし、かなり詳細な県別地図などでもそのルートは省略されているので、ルートの把握には要注意。
→ 長草林道に突入!
草林道分岐を過ぎても渓流コースはしばらく続きますが、あえて見所を言うならばこの沢沿い区間が大沢線のハイライトでしょう。実際には山中でよく見かける平凡な沢の流れなのですが、それでも沢沿いコースそのものは悪い感じはしないものです。
して大沢林道でラストの分岐となるのが左手に現れる大沢高野線の入口です。 ここには林道標が設置されていないため、「大沢林道の終点?」と思うかもしれませんが、大沢林道は民家沿いにもう少し続きます。なお、大沢高野林道→ 二本川林道鶴石山林道日渡高野林道 の順に乗り継げば、再び大沢林道へと戻ってくることも可能ですが、これも付近の林道網の位置関係をある程度把握していないと速攻で迷ってしまうのは確実かと・・・。
道標の未設置な大沢高野林道の分岐を過ぎてしばらく進むと、続いてY字で左手に分岐する広平林道の起点が現れます。しかし、またしても林道標が設置されていないとは・・・。おかげでただの舗装路にしか見えず、ここが広平林道の起点だとはまず気がつきません。
→ 広平林道に突入!
沢高野林道の分岐のある「山下」地区の民家脇を抜けて舗装路は広い田圃の中へと続きますが、田圃の入口地点の路肩に林道区間の終わり(正確には起点)を示す杭状の林道標が出現。この田圃脇が大沢林道の終点になっているようです。大沢林道はフル舗装林道なので淡々と走破してしまいましたが、付近一帯の林道網をしらみつぶしに探索するならば、それなりに通行頻度の高い1本となることを改めて実感して探索は終了となりました。
→ 探索終了!
→ 引き返して葭平大沢林道に向かう!
→ 今来た方向を振り返る!
→ 付近を調べる!
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